細胞内や生体内で狙ったたんぱく質だけ目印を付けることができる化学プローブ分子を開発(バイオイメージングやバイオセンサー構築がよりリアルに、容易に)
用語解説
化学プローブ分子
生命現象を解析するのに役立つ合成化合物の総称。ここでは、標的たんぱく質を選択的にラベル化することのできる、いわゆるラベル化剤分子のこと。
ラベル・修飾
たんぱく質に対して、本来は備わっていない新しい分子構造を導入すること。
バイオセンサー
特定の分子の有無を蛍光やNMRなどの物理的シグナルの変化として読み出すことのできる機能性たんぱく質のこと。
MRI活性
MRIとは核磁気共鳴画像法(magnetic resonance imaging)の略で、核磁気共鳴(NMR)現象を利用した生体内情報の画像化法のこと。NMRプローブでたんぱく質をラベル化することで、そのたんぱく質をMRI活性にできる。