※ ポスターを追加しました。(2014年1月16日)
このたび、京都大学東京オフィスにて、連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ14を開催します。
現在の美術研究は、実に多様です。日本や西洋の美術について歴史的な研究を行う、いわゆる美術史研究もあれば、現在の様々な美術のシーンを分析して語る現代美術研究もあります。それぞれの領域では、従来の言説を覆すような新見解がしばしば提唱されていて、活発な議論が行われています。そこで今回は、文学研究科に所属する教員4人が、それぞれが専門とする領域の研究の最前線を紹介し、もっともホットなテーマについて、わかりやすくお話しします。
日時
2014年2月20日(木曜日)、2月27日(木曜日)、3月6日(木曜日)、3月13日(木曜日)
各回とも18時30分~20時00分
場所
京都大学 東京オフィス
※東京オフィスへのアクセスは以下をご参照ください。
/ja/tokyo-office/about/access.htm
定員・参加資格
各回100名、どなたでもご参加いただけます。
全4回のシリーズですが、1回のみお申し込みいただくことも可能です。
参加費
無料
申し込み方法
申込用紙を以下よりダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAXまたはメールで東京オフィスまでお送りください。ご参加いただける方にのみ2月14日(金曜日)までに、本学より受付番号をご連絡します。各回とも定員を超える申し込みをいただいた場合は、抽選とさせていただきます。個別の抽選結果のお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
Fax: 03-5479-2221
E-mail: t-office*www.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
申し込み締め切り
全4回ともに、2014年2月11日(火曜日)
プログラム
第1回 「運慶研究の最前線」 2014年2月20日(木曜日) 18時30分~20時00分(定員100名) |
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講師: 根立 研介(文学研究科・教授) 内容: わが国でもっとも著名な仏師、運慶は近年、遺品の文献史料の発掘が進み、研究が著しく進展しています。しかしながら、なお謎の多い仏師です。彼の事績や遺品をあらためて検討しながら、新たな運慶像を探ってみたいと思います。 |
第2回 「若い画家たちの師としてのレンブラント」 2014年2月27日(木曜日) 18時30分~20時00分(定員100名) |
講師: 中村 俊春(文学研究科・教授) 内容: 近代以前の西洋では、画家たちの活動の拠点は工房でした。工房は、絵画制作の場であり、かつ、若い画家たちの育成機関でもありました。17世紀オランダの巨匠レンブラントは、師として、弟子たちをどのように教育していたのでしょうか。 |
第3回 「16世紀のヨーロッパにおける絵画形態の多様化現象をめぐって」 2014年3月6日(木曜日) 18時30分~20時00分(定員100名) |
講師: 平川 佳世(文学研究科・准教授) 内容: 16世紀のヨーロッパに現れた、石板や金属板、リネンなど高価で珍奇な素材に描かれた一風変った絵画作品について、発生や流布の経緯、素材が作品に与えた象徴性、独特の用途や鑑賞方法など、様々な観点から考察します。 |
第4回 「アヴァンギャルド・アートを考える」 2013年3月13日(木曜日) 18時30分~20時00分(定員100名) |
講師: 吉岡 洋(文学研究科・教授) 内容: 前衛芸術(アヴァンギャルド・アート)は、その突拍子もない表現や行為によって、しばしば人を絶句させます。この講義ではそうした前衛芸術について「考える」こと、すなわち自分の言葉にすることを試みてみたいと思います。 |
問い合わせ先
京都大学 東京オフィス
〒108-6027 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟27階
Tel: 03-5479-2220、Fax: 03-5479-2221
E-mail: t-office*www.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
ホームページ: /ja/tokyo-office/