公開講演会「人民共和国史-今どこまで解明されるのか」
60年を超える中華人民共和国の歩みは、多くの謎をはらみながらも、「当代史」としてすでに歴史研究の対象になっています。このたび、NIHU(人間文化研究機構)の推進する現代中国地域研究の一環として、日中双方の第一線の現代史研究者によるシンポジウムを開催します。
中国側の代表は、官製の歴史観からの自立を目指す華東師範大学(上海)の中国当代史研究センターです。精力的な史料発掘と独自の研究視点に支えられた同センターの研究者とともに、激動の人民共和国の歴史が今どこまで解明されているのか、その最先端の成果を示すとともに、残された課題解明への展望を探ります。講演、質疑応答には、日本語・中国語の同時通訳がつきます。
日時
2013年12月7日(土曜日) 13時30分~17時30分
場所
百周年時計台記念館 百周年記念ホール
対象
どなたでも参加できます。
定員
300名(先着順)
公開講演
- 久保 亨(信州大学教授)
「1950年代の中国経済と日中関係」 - 楊 奎松(華東師範大学教授)
「20世紀中国知識人の政治選択」
- パネル・ディスカッション: 司会:石川 禎浩(京都大学教授)
- コメント: 服部 龍二(中央大学教授)、江田 憲治(京都大学教授)ほか
申し込み
不要
参加費
無料
問い合わせ先
人文科学研究所附属現代中国研究センター
Tel: 075-753-7091
E-mail: genchu*zinbun.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
主催
人間文化研究機構(NIHU)現代中国地域研究拠点連携プログラム
共催
京都大学人文科学研究所