※ ポスターを差し替え、場所「稲盛ホール」のURLを変更しました。(2013年12月2日)
今年も経営管理研究部・経営管理教育部は、サービス・イノベーションに関わる国際シンポジウムを行います。今年のキーワードは、「サービスの創造性」と「プロデューサー」です。近年のサービス産業の経営学において、コンテンツ産業、観光産業、食産業などを含めて新たにクリエイティブなサービスを生み出している分野を「創造産業」 と世界的に捉え、その創造性の高さが新たな国際競争力と捉えられるようになってきました。そこでは、デジタル化、ソーシャル・メディアの進化、そして独自なサービス経済の構造に対応して、新たな付加価値のサービスを生み出す国際的な分業ネットワークをマネジメントする「プロデューサー」の新たなミッション、能力とパフォーマンスのあり方が重要なキーとなっております。その学際的な研究が国際的にも進んでいます。
今回のシンポジウムでは、現代の創造産業において、特にアジアワイドのサービス・イノベーションをリードするプロデューサーのあり方に注目して、その研究の最先端を理解し、実務家と共に、創造的な実践について議論していきます。さらに、アジアのプロデューサーの国際的な強みについても考えます。
日時
2013年11月29日(金曜日) 13時00分~18時00分
場所
芝蘭会館 稲盛ホール
http://www.med.kyoto-u.ac.jp/shiran/kotsu/
http://www.med.kyoto-u.ac.jp/siran/kotsu.htm
定員
100名
対象
どなたでも参加できます。
参加費
無料
参加方法
電子メールにて、下記事項6点をご記入の上、以下の宛先へ申し込みください。
本学経営管理教育部 大学院生は、別途、学内掲示に従って申し込みください。
- 氏名
- 氏名 フリガナ
- ご職業(会社名/学校名)
- 電子メールアドレス
- 連絡先電話番号
- 同時通訳サービスの要・不要
宛先
E-mail: info-svc*gsm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
申し込み締め切り
2013年11月22日(金曜日)
一般申し込み受付後、応募多数の場合は抽選となります。
プログラム
第1部:グローバル化するクリエイティブ産業におけるアジア型プロデューサー研究のフロンティア
司会:若林直樹(京都大学経営管理研究部・経営管理教育部 教授)
【基調講演】
「Digital Disruption in Creative Industries: Implications for Leadership」
(クリエイティブ産業におけるデジタル化のもたらす大変動と新たなリーダーシップ)
Robert DeFillippi (Professor, Suffolk University, USA)
【パネリスト報告】
「Mapping the Talent Networks: The Cross-strait Audiovisual Content Collaboration between Taiwan and Mainland China」
(台湾・中国間のコンテンツ製作協力におけるタレントのネットワーク)
仲曉玲(國立成功大學創意産業設計研究所 助理教授、台湾)
「The Institutionalization of Globalization Strategy in the Korean Cultural Industries: Actors, Practices, and Co-Evolution among Multiple Fields」
(韓国文化産業におけるグローバル戦略)
Shin Dong Youb(延世大学ビジネススクール 教授、韓国)
「日本企業のアジア市場戦略の課題:クリエイティブ産業のコーポレート・プロデューサーの視点から」
山田仁一郎 (大阪市立大学大学院経営学研究科 准教授)
【パネル討論】
「アジアの創造産業におけるプロデューサーの創造性マネジメント」
第2部:京都大学における研究成果紹介
【京都大学デザインスクールの最新プロジェクト紹介】
「サービスデザイン: 京都大学デザインスクールの取り組みの紹介」
山内 裕(京都大学経営管理研究部・経営管理教育部 講師)
【京都大学経営管理研究部・経営管理教育部における国際サービス事例研究紹介】
「江戸前寿司のグローバル化と親方の役割の変容」
鈴木智子、竹村幸祐(京都大学経営管理研究部・経営管理教育部 特定講師/特定助教)
第3部:現代のアジア・プロデューサーに求められる創造性マネジメント
司会:原 良憲(京都大学経営管理研究部・経営管理教育部 教授)
【イントロダクション】
「今求められているプロデューサー人材とは」
若林直樹(京都大学経営管理研究部・経営管理教育部 教授)
【パネリスト報告】
「日本アニメ産業におけるプロデューサーとアジア展開の可能性」
内田健二(サンライズ 代表取締役社長)
「まちの風景をプロデュースする」
忽那裕樹(E-DESIGN 代表取締役/ランドスケープアーキテクト)
「ピクサー流プロデューサー学」
堤 大介(PIXAR ANIMATION STUDIOS/Art Director)
「プロデューサー人材育成のあり方」
廣瀬紳一(京都大学経営管理研究部・経営管理教育部 特定准教授)
【パネル討論】
「アジア型プロデューサーの創造性マネジメントの国際的な強みとは」
使用言語
第1部は英語、第2部、第3部は日本語
なお、一般の方は希望により、同時通訳サービスがあります。
問い合わせ
経営管理研究部・経営管理教育部 サービス価値創造プログラム
E-mail: info-svc*gsm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
【担当教員】若林直樹 経営管理研究部教授
主催
経営管理研究部・経営管理教育部
共催
経営管理研究部・経営管理教育部 サービス価値創造プログラム
一般社団法人京都ビジネスリサーチセンター
後援
京都市、京都商工会議所、大阪商工会議所/関西サービス・イノベーション創造会議、サービス学会(Society for Serviceology)、グローバルビジネス学会、株式会社サンライズ