※ 「参加申し込み」欄に申し込み先URLを追加しました。(2013年7月11日)
京都大学学術情報メディアセンターでは、月に一度、各分野でご活躍の講師をお招きし、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。
7月17日は農学研究科寄附講座「農林水産統計デジタルアーカイブ講座」との共催で、「農林業センサスの現状と展望」をテーマに、セミナーを京都大学東京オフィスで臨時開催します。同セミナーでは、農林業センサスをはじめとする農林業統計の課題と将来方向について、小田切徳美 明治大学農学研究科教授、吉村秀清 中央畜産会主査、岩濱好則 農林水産省大臣官房統計部センサス統計室長をお招きし、ご講演いただきます。
学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしております。
日時
2013年7月17日(水曜日) 15時00分〜18時00分
場所
京都大学 東京オフィス
※ 東京オフィスへのアクセスは以下をご参照ください。
/ja/tokyo-office/about/access.htm
対象
どなたでも参加いただけます。
参加費用
無料
参加申し込み
以下のURLからお申し込みください。
https://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/whatsnew/event/detail/01804/form
参加申し込み受け付け期間
2013年6月10日(月曜日) 10時00分~7月15日(月曜日) 17時00分
定員
50名
プログラム
15時00分〜16時00分 | |
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講演題目 | 「農林業センサスをめぐって-2015年センサスの検討を終えて-」 |
講演者 | 小田切徳美 明治大学農学研究科教授 |
概要 | 農林業センサスは、農林業の構造を把握し、母集団情報を提供するという役割を担う最も重要な統計調査の一つとして、旧統計法では指定統計、現行統計法でも基幹統計調査として認定されている。こうしたことから、農林業センサスは、その実施にあたり、省内に農林業センサス研究会を設置し、実施に向けた検討を行うことになっている。本報告では、これまでの農林業センサス研究会の座長としての経験も踏まえつつ、農林業センサスをめぐる現状と課題について報告する。 |
16時00分〜16時30分 | |
講演題目 | 「農林業センサスの未来を展望する」 |
講演者 | 吉村秀清 中央畜産会主査 |
概要 | 農林業センサスは、農林水産統計のなかでも最も重要な統計調査の一つであるが、戦後数回の改正により調査対象や調査項目が大幅に削減されてきているのが現状である。本報告では、中長期的な観点から未来の農林業センサスのあり方について報告を行う。 |
16時30分~17時00分 | |
講演題目 | 「2015年農林業センサス実施の考え方」 |
講演者 | 岩濱好則 農林水産省大臣官房統計部センサス統計室長 |
概要 | 農林水産省統計部では、2012年に農林業センサス研究会を立ち上げ、2015年農林業センサスの準備を進めてきており、2013年3月に実施方針を固め、内閣府統計委員会での審議が進んでいる。本報告では、既往の農林業センサスとの相違も含め、2015年農林業センサスの実施の考え方について報告する。 |
17時00分~17時30分 | |
講演題目 | 「農林業センサス調査票情報の高度利用に向けたデータリンケージ手法の検討」 |
講演者 | 仙田徹志 学術情報メディアセンター准教授 吉田嘉雄 農学研究科研究員 |
概要 | 農林業センサスの調査票情報の高度利用の方法の一つとして、年度間リンケージによるパネルデータ化があげられる。その方法は複数存在するが、方法間の差異については十分に検討されていない。本報告では、年度間リンケージの方法間の差異について述べる。 |
17時30分~18時00分 | |
「コメントおよび総合討論」 | |
コメンテーター | 石田正昭 三重大学名誉教授 |
18時00分 | |
閉会 |
問い合わせ
京都大学 学術情報メディアセンター 仙田徹志
TEL: 075-753-7464
E-mail: senda*media.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
主催
京都大学 学術情報メディアセンター
http://www.media.kyoto-u.ac.jp/