第12回中性子科学会:市民公開講座「中性子ビームがものづくりと医療を変える」
日本中性子科学会では、高度な技術によって制御された中性子ビームを利用した基礎科学から産業応用技術にわたる研究について、広く紹介する市民公開講座を開催しています。今回は、3名の講師をお招きして、そもそも中性子ビームを使うと何がわかるのか? という基本から、最近話題となっている火星探査機でも用いられている高い強度を持つ高分子の開発において中性子ビームの果たした役割、さらに中性子ビームを利用して癌を治療するという中性子捕捉治療法の3つの話題をお話ししていただきます。いずれも最先端の科学技術の成果を、一般の方にわかりやすく平易に紹介するお話ですので、是非お誘い合わせのうえ、ご参加ください。
日時
2012年12月9日(日曜日) 14時30分~16時30分
場所
京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール
/ja/clocktower/
講演プログラム
- 「中性子ビームを使って見える 美肌の秘訣から宇宙の始まりの謎まで」
鈴木國弘 日本原子力研究開発機構広報部次長 - 「火星探索で活躍するスーパー繊維 中性子ビームで解き明かすその強さの秘密」
金谷利治 化学研究所教授 - 「中性子ビームでガン細胞を狙い撃ち 中性子補足療法」
山本哲哉 筑波大学講師
ホームページ
http://jsns2012.jp/seminar.html
使用言語
日本語
定員
500名
対象
高校生~一般
参加費用
無料
申し込み
不要(ただし会場が満員になりましたら、入場をお断りすることがあります。)
問い合わせ先
日本中性子科学会事務局
Tel: 029-282-0040、Fax: 029-287-2284
E-mail: sec*jsns.org(*を@に変えてください)
主催
日本中性子科学会
共催
京都大学化学研究所、京都大学原子炉実験所、中性子産業利用推進協議会
後援
京都大学、京都府教育委員会