日本学術会議 公開シンポジウム「東日本大震災復興の道筋と今後の日本社会」

日本学術会議 公開シンポジウム「東日本大震災復興の道筋と今後の日本社会」

 日本学術会議では、東日本大震災発生後、東日本大震災復興支援委員会・東日本大震災に係る学術調査検討委員会を設置し、審議、検討を行い、提言を公表しています。このたび、これらの提言とそれをふまえた日本学術会議の活動内容を社会に問いかけ、市民のみなさまからご意見をいただきつつ、今後の復興支援に対する方向性の再検討を行う場として、公開シンポジウムを開催します。

 本シンポジウムでは、「産業振興・就業支援分科会提言」ならびに「災害に強いまちづくり分科会提言」の趣意を、その後の活動にも言及しつつ報告するほか、将来の日本のエネルギー問題を中心に今後の日本社会のありかたを考えていきます。統合討論では、登壇者相互の討議に加えて、フロアーからの質問への回答を積極的に行う予定です。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

開催日時

平成24年7月29日(日曜日) 13時30分~17時25分

場所

北部総合教育研究棟 益川ホール
(所在地:京都市左京区北白川追分町/京都市バス「京大農学部前」停留所より、徒歩約8分)

プログラム

司会:丸井 浩(日本学術会議第一部幹事、東京大学大学院人文社会系研究科教授)

13時00分 挨拶と趣意説明
  松本 紘(京都大学総長)
大西 隆(日本学術会議会長、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授)
佐藤 学(日本学術会議第一部長、東京大学大学習院大学文学部教授)
13時45分 第1部「日本学術会議東日本大震災復興支援委員会提言から」
13時45分~14時15分 「産業振興・就業支援分科会提言を踏まえて」
小林良彰(日本学術会議副会長、慶應義塾大学法学部客員教授)
14時20分~14時50分 「災害に強いまちづくり分科会提言を踏まえて」
石川幹子(第三部会員、東京大学大学院工学系研究科教授)
休憩
15時05分 第2部「東日本大震災の復興と今後のエネルギー問題」
15時05分~15時35分 「原子力災害とFUKUSHIMA復興の苦悩」
山川充夫(第一部会員、福島大学学長特別補佐)
15時40分~16時10分 「電力・エネルギーシステムの再設計とエネルギー政策」
植田和弘(京都大学経済学研究科教授)
休憩(質問用紙回収と整理
16時25分~17時25分 総合討論(フロアーからの質問への回答を含む)
  司会: 大沢真理(日本学術会議第一部副部長、東京大学社会科学研究所教授)
討議者:
大西隆 (日本学術会議会長、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授)
小林良彰(日本学術会議副会長、慶應義塾大学法学部客員教授)
山川充夫(第一部会員、福島大学学長特別補佐)
石川幹子(第三部会員、東京大学大学院工学系研究科教授)
植田和弘(京都大学経済学研究科教授)
報告者4名

参加費

無料

対象者

どなたでも参加いただけます。

申し込み

事前申し込み不要

問い合わせ

日本学術会議近畿地区会議事務局(京都大学研究国際部 内)
TEL: 075-753-2041、FAX:075-753-2042
E-mail: kensui.soumu*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

主催

日本学術会議第一部、京都大学

共催

日本学術会議近畿地区会議、G-COE「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」・京都大学文学研究科アジア親密圏/公共圏教育研究センター

後援

財団法人日本学術協力財団