再生医科学研究所「再生医学・再生医療の先端融合的共同研究拠点」第7回公開講演会「分子から細胞さらに再生医療へ」
日時
平成24年7月14日(土曜日)
14時00分~16時10分(開場13時00分、開演14時00分)
場所
百周年時計台記念館 1階 百周年記念ホール
プログラム
14時00分~14時05分 | 開会挨拶 | |
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14時05分~15時05分 | 「ES細胞医療の実現にむけて」 | 再生医科学研究所 末盛 博文 准教授 |
15時10分~16時10分 | 「1分子毎に見て細胞膜がはたらく仕組みを解く」 | 再生医科学研究所 楠見 明弘 教授 |
講演内容
「ES細胞医療の実現にむけて」 末盛 博文 准教授
ES細胞やiPS細胞などの多能性幹細胞は、細胞移植医療に用いる様々な機能細胞の供給源として利用できるのではないかと期待されています。しかしES細胞の医療応用は始まったばかりで、実用化のためには解決が必要な問題が数多く残されていると考えられています。ES細胞の臨床利用へ向けたさまざまな取り組みや、問題点について解説します。
「1分子毎に見て細胞膜がはたらく仕組みを解く」 楠見 明弘 教授
舞台でのページェントは、ダンサー一人一人の動きと相関を振り付けていくことで、できあがります。私たちは、細胞内で、分子1個ずつの動きと相関を見ることで、細胞の演出意図(働き方)を理解しようとしています。見る方法の開発を進め、細胞膜の働き方が少しずつ分かってきました。地球上のすべての細胞膜は2次元液体構造をもっており、この普遍性はDNAの二重らせん構造に匹敵するものです。したがって、細胞膜が働くには、いくつかの簡単で普遍的な法則がある、と考え、それらを明らかにしようというのが私たちの研究室の目標です。どれくらい分かってきたかをお話ししようと思います。
定員
500名(先着順)
受講料
無料
対象
どなたでも参加できます。
申し込み方法
以下のいずれかで、「氏名(複数申込可)・ 連絡先(住所・メールアドレス・電話番号・FAX番号等)」 を記入のうえ、申し込みください。
京都大学再生医科学研究所 公開講演会係宛
- メール: kouen*frontier.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
- FAX: 075-751-4646
- 往復はがき: 〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町53
申し込み締め切り
2012年7月6日(金曜日)
ホームページ
http://www.frontier.kyoto-u.ac.jp/
問い合わせ先
京都大学再生医科学研究所 総務掛
電話:075-751-3802、3803
お願い
駐車スペースがありませんので、当日は公共交通機関をご利用ください。