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京都大学メールマガジン vol.91
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[2014年2月28日号 目次] ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■1. トピックス
■2. 副理事からのメッセージ【桂キャンパス担当副理事 北野正雄】
■3. ニュース
■4. イベント情報
■5. 京大の「実は!」(Vol.15 京大の、おもしろ研究者の実は! -FILE.2 川本竜彦 理学研究科附属地球熱学研究施設助教-)
■6. 研究情報
★☆ 広報コラム
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■1.トピックス
京都大学と京都府・京都市教育委員会との連携に関する協定を締結
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京都大学と京都府教育委員会および京都市教育委員会との連携協定および覚書に関する締結式を本学吉田キャンパスで挙行しました。
京都府教育委員会とは平成17年11月に、京都市教育委員会とは平成19年6月に連携協定を締結し、小学校・中学校・高等学校の児童・生徒を対象にした幅広い交流を図り、教育の充実・発展を深めてきました。こうした取り組みをもとに、高大接続を強めていく視点も盛り込みながら、幅広く高大連携事業を展開するために本学と京都府・京都市教育委員会とで協議を重ねた結果、さらに一歩進めた本協定および覚書の締結に至りました。
詳しい内容はこちらをご覧ください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2013_1/140206_3.htm
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■2.副理事からのメッセージ
【桂キャンパス担当副理事 北野正雄】
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桂キャンパスの最近の動向
2012年度の物理系4専攻の桂キャンパス移転によって、2003年に開始された工学研究科の10年にわたる引越しはほぼ完了することになりました。物理系専攻の移転により、完成形に近づいた桂キャンパスは教育・研究の拠点として一層の賑わいを見せています。京都市街を一望する自然豊かな丘陵地に位置する近代的建築群は、従来の日本のキャンパスのイメージを一新するものです。阪急電車やJR京都線の車窓からもその美しい姿を見ることができます。実験系のさまざまなインフラが計画的に整備されており、最先端の機器の導入が支障なく行えます。また、電力、ガス、水道などは集中管理され、使用量はWEBでリアルタイムにモニタできるようになっています。
物理系専攻の移転後は、吉田キャンパスにおける再配置の作業が段階を追って進められています。特に学部教育に支障が生じないように十分配慮する必要があります。講義室、学生実験室、少人数教育や自学自習スペースの確保、学部用図書室の整備充実を積極的に進めたいと考えています。工学部に関わる多くの教職員の本務地が桂キャンパスである状況下において、学生へのサポートが手薄になったり、環境の整備が後手に回ることのないよう細心の注意を払う必要があります。
今回の物理系専攻移転により、ほぼ完成形を迎えた桂キャンパスですが、残された課題として、建物面積の不足のため今回移転できなかった材料工学専攻の移転、ビジターのための宿泊施設と桂図書館の実現があります。現時点では、桂キャンパスは工学研究科が自己完結したキャンパスとの印象を持たれるかも知れません。しかし、工学部の学部教育は吉田キャンパスで実施しており、また、大学院教育を担当する協力講座や研究上の協力関係は吉田、宇治キャンパスにも広がっています。このような全学的な連携の輪の中で、今後も桂キャンパスがさまざまな活動の場として利用されることを期待しています。
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■3.ニュース
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京都大学の最新のニュースを紹介します。
○基礎医学記念講堂・医学部資料館完成記念式典を開催
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医学研究科では、2月11日(火曜日)に「基礎医学記念講堂・医学部資料館」の完成を記念し、完成記念式典および祝賀会を開催しました。
医学部系統解剖講義室(旧解剖学講堂)は、1902年に建てられた木造平屋建て(寄棟造り桟瓦葺)の建物で、京都大学歴史的建造物に指定されています。近年は老朽化のため使用されていませんでしたが、この度同講義室の耐震及び機能改修を行い、基礎医学記念講堂・医学部資料館としてリニューアルしました。
今後は、記念講堂で講義やさまざまな行事、公開講座などを行うとともに、医学部資料館では、我が国医学史上最重要貴重書の一つである「解体新書」や野口英世博士の博士論文など、1899年に京都帝国大学医科大学として創立されて以来110余年の長きにわたり、医学・医療分野に多くの貢献を行ってきたことを示す歴史的資料の数々を、市民や内外の来客などに広く公開します。
一般公開は体制が整い次第、完全予約制にて実施する予定です。詳細は決まり次第、京都大学医学研究科ホームページに掲載します。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2013_1/140211_1.htm
▼その他のニュースはこちらからご覧いただけます。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja?type=monthly&;news=on
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■4.イベント情報
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京都大学では、様々なジャンルのイベントを多数実施しています。
○総合博物館 特別展 生誕150周年記念展「ダンヌンツィオに夢中だった頃」(開催中~3月9日(日曜日))
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総合博物館では、3月9日(日曜日)まで「ダンヌンツィオに夢中だった頃」を開催しています。
一体ダンヌンツィオとはだれか。今の日本で答えられる人は少ないかもしれません。この20世紀初頭のイタリアの詩人・小説家・劇作家は生前、フランスやアメリカでも広く読まれた国際的流行作家でした。2013年はその生誕150周年にあたります。
本展覧会は、2部構成で、第1部「人生と文学」ではパネルと本人が愛用していたスーツ等を展示しています。ダンヌンツィオの美学を、今回初めて日本で紹介します。第2部「ダンヌンツィオと日本」では青年時代の日本趣味等、大正から昭和初期の文化風俗の忘れられていた側面を伝えます。
詳しい内容はこちらをご覧ください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2013_1/140309_2.htm
○第46回品川セミナー(3月7日(金曜日)開催、要申込)
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京都大学には、学部や大学院のほかに、現在22の附置研究所と研究センターがあります。これらの研究所群が一体となって学問の最先端の様子を広く一般の方々にお届けし、その声を直接お聴きすることを目的として、東京・品川で連続セミナーを開催しています。
第46回目となる今回は、三重野文晴 東南アジア研究所准教授による「ミャンマー経済の現状と今後の展望」についてお話をいただきます。
詳しい内容はこちらをご覧ください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2013_1/140307_1.htm
○第46回 花山天体観望会「木星」(3月22日(土曜日)開催、要申込(定員100名、申し込み多数の場合は抽選))
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理学研究科附属天文台 花山天文台(京都市山科区)で、第46回花山天体観望会「木星」を開催します。※参加料金が必要です。(大人:1,300円 (花山星空ネットワーク会員は1,000円)、小中高生:700円(花山星空ネットワーク会員は500円))
詳しい内容はこちらをご覧ください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2013_1/140322_1.htm
▼他にも多くのイベントを予定しています。
詳しくはこちらからご覧いただけます。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja?type=calendar
▼また、広く一般の方にもご参加いただける公開講座、講演会、シンポジウム
などはこちらをご覧ください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/education/open/open_course/index.htm
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■5.コラム 京大の「実は!」Vol.15
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京都大学には、実は・・・こんなステキなスポットがある!
京都大学には、実は・・・こんな知られざる歴史がある!
など、京大の「実は!」な魅力を紹介します。
○Vol.15 「京大の、おもしろ研究者の実は!」
~火山の下では、一体何が起こっているのか!? 地球内部の「水」の謎に挑む!~
― FILE.2 川本竜彦 理学研究科附属地球熱学研究施設助教 ―
京大の「実は!」な宝物は山ほどありますが、なんといっても忘れてはならないのが、世界に誇るすばらしい研究者たち。
シリーズ「京大の、おもしろ研究者の実は!」では、京大ならではのユニークで斬新な取り組みをしている、でも実は世界的にスゴイ研究者をご紹介していきます!
【 FILE.2 川本竜彦 理学研究科附属地球熱学研究施設助教】
巨大地震や、火山の噴火(マグマの発生)など、大規模自然災害の発生には、地球内部の「水」が大きく影響していることをご存知ですか?
「火山の下で、何が、どのように起こっているかを知ることは、我々の最大の関心事のひとつです」
それを研究のモットーに、「地球内部の水」というスケールの大きな謎の解明に挑み続けているのが、川本竜彦 理学研究科附属地球熱学研究施設助教です。
少しイメージし難い学問領域ですが、「有馬温泉の謎の解明」や、「あたたかい氷をつくる!」などなど、そこには地球科学の意外なおもしろさが隠れていました。
▼続きはこちらをご覧ください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/issue/mm/jitsuha/2013/140228.htm
▼最近のバックナンバーはこちらからご覧いただけます。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/issue/mm/backnumber/index.htm
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■6.研究情報
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京都大学の最新の研究成果5件を紹介します。
○福島県の避難区域を除く地域の現在と将来の被ばく線量率でのがんリスクは低い
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/140225_1.htm
○量子ナノ構造を利用した太陽電池の光キャリアの振る舞いを解明 -高効率太陽電池の実現に前進-
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/140218_1.htm
○遺伝子の変異によらないがん化の仕組みを解明 -iPS細胞技術の応用-
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/140214_3.htm
○ヒトiPS細胞から血小板を安定的に大量に供給する方法を開発
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/140214_2.htm
○「AID-C末端によるDNAシナプス形成」について
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/140128_2.htm
▼そのほかにも多数の研究成果を発表しています。
詳しくはこちらからご覧いただけます。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja?type=monthly&;c2=4
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★☆ 広報コラム
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先日、京都大学総合博物館で開催されている「週末子ども博物館」に行ってきました。子どもたちに難しい研究をわかりやすく楽しく伝えるために、毎週土曜日に博物館で実施されている取り組みの一つです。
この日も、顕微鏡をのぞいてみたり、生き物や科学の不思議に触れたり、さまざま体験を楽しむ未来の研究者のタマゴたちと触れ合いました。未知の世界に触れ、驚いたり喜んだりする子どもたちのワクワク感がこちらにまで伝わるよう。
そんな子どもたちのキラキラした表情を見ていると、「ん?このキラキラした表情、夢中な様子、誰かに似ている・・・」。はっ!そうか、これまで取材で出会った研究者たちの表情にそっくり・・・! 自らの研究領域の話を夢中で語る、京大の素敵な研究者たちの表情は、知らないことを学ぶ子どもたちとまるで瓜二つ・・・。
「わからなかったことがわかることに大きな意義がある」。今回の「京大の実は!」の取材で聞いた川本先生の言葉が、目の前の光景と重なって思い出されました。
今のこのキラキラを忘れずに、この中から、いつか未来の素敵な研究者が生まれたら嬉しいなと思うのでした。
[渉外部広報・社会連携推進室]
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