プラットフォーム学連続セミナーvol.23「多様化する決済とプラットフォーム学」～加速度的にサービス種類が増殖している今、何が起こっているのか～

　情報学と複数領域を連携させ、新しい価値創造を目指すプラットフォーム学。このプラットフォーム学を扱う京都大学「社会を駆動するプラットフォーム学卓越大学院プログラム」では、プログラムの一環としてセミナーを開催しています。

　第23回は近年インターネットの普及や通信回線の強化、さまざまなタイプのECの拡大によって、加速度的にサービスが増殖しているデジタル決済がテーマです。

　貨幣による決済は紀元前から存在すると言われるほど、長い歴史を有する決済手段は、人類の歴史の中で多様化し発展してきました。そして今、キャッシュレスでデジタルな決済手段が勢いを増して私たちの生活に根付き始めています。

　今回のセミナーではこの変化がなぜ「いま」起きているのか、技術的要因を解き明かしながら、より利便性の高いシームレスな消費生活のイメージや今後期待されるAI等を取り入れた高度な決済技術がもたらす未来について議論するとともに、意外に低い日本の利用率の低さなどギャップ要因にも触れていく予定です。