平成25年度全学採択経費事業 -国際化支援事業 The R/Lead International Project Final Competition-(最終コンテスト)を実施しました。(2013年12月14日)

平成25年度全学採択経費事業 -国際化支援事業 The R/Lead International Project Final Competition-(最終コンテスト)を実施しました。(2013年12月14日)

 R/Lead International Projectとは、本学の国際交流推進機構がグローバル人材養成を目的とし、英語ディスカッション能力の向上を目的とするプロジェクトです。多読(洋書)を通じ、様々なトピックに関する実践的な英語ディスカッションを小グループで行ってきました。ファシリテーター養成プログラムの特別研修を受けた、留学生あるいは海外留学経験者が各グループのファシリテーター(司会進行役)となり、2013年10月から12月までの11週間、毎週、45分間の活動を行ってきました。12月14日に開催された最終コンテストでは、その成果を競いあうために、17チームの参加学生ら計91名およびファシリテーター17名がこれに参加しました。

 最終コンテスト開催にあたり、森純一 国際交流推進機構長の挨拶に続き、ジェフ・ストリーター ブリティッシュ・カウンシル駐日代表 (兼 英国大使館文化参事官)が、「Is Reading 21st Century Skill?」というテーマで講演を行いました。その講演の中で、「インターネットなど技術が進み、「読み方」「読み物」にも多様性が広がってはきたが、国際化が進む21世紀にこそ「読む」という技術は一層必要不可欠となる」という話に、参加学生は大変感銘を受けていました。

 続いて、学生らは前日に発表された指定図書(1)Plague and Pandemic Alert、(2)Google、そして(3)YouTubeの3冊に関連する異なる課題が発表され、順に各チームに分かれ、プレゼン発表の準備に取り掛かりました。発表は各チーム8分で、ファシリテーターは発表者を後ろで見守りました。この度、この発表を審査したのは、森機構長、ストリーター駐日代表、河端政夫 日本英語検定協会参与、ジェイソン・グッド ブックスマート株式会社代表取締役の4名でした。

 プレゼン発表はユーモアと活気にあふれていました。最優秀賞チームに選ばれた参加者は本学より国立台湾大学へ派遣され、国立台湾大学のブッククラブ(総勢170名の学生)と交流し、国立台湾側で主催される最終コンテストに参加します。

見事受賞を果たしたのは、以下の皆さんです。

  • 最優秀賞チーム(Facilitator Hyejin Namgung 農学部2回生とチームメンバー)
  • 準優勝チーム(Facilitator, Sunao Hachiri 法学部2回生とチームメンバー)
  • Best Facilitator Award(Aleksandar Shurbevski 情報学研究科博士課程2回生)
  • Outstanding Achievement Award(Pan Yu 工学研究科修士課程1回生)
  • IELTS Award (大矢隆紀 経済学部2回生 )
  • Eiken Award(佐藤隆太朗 経済学部2回生 )
  • BookSmart Award(種野香織 文学部4回生)

ストリーター駐日代表による特別講演

森機構長による開会の挨拶

グッド代表取締役によるブックスマート賞発表

河端参与による英検特別賞の表彰

優勝チームと森機構長

準優勝チームとストリーター在日代表