特別講義「オーストラリア留学と就職」を実施しました。(2013年12月10日)

特別講義「オーストラリア留学と就職」を実施しました。(2013年12月10日)

 国際交流推進機構は、吉田国際交流会館で、海外留学を希望する学生の国際派就職支援を推進するために、特別講義「オーストラリア留学と就職」を実施しました。

 今回の特別講義には松本文仁 オーストラリア総領事館商務官、辻 直子 マイナビ・グローバル採用支援課マイナビ国際派就職運営事務局副編集長を招き、3部構成で学生体感型のワークショップを開催しました。

 第一部では、辻副編集長が「グローバル採用の「今」と「これから」 -企業の視点から」と題して講演を行いました。マイナビ国際派就職フェアの実例(シドニーなどで開催)を参考にしながら、通常の採用枠とは異なるグローバル採用の最新動向についてを紹介しました。そして、どのような学生を企業が求め、どのように学生に内定を出しているのか、企業のグローバル採用事情を企業側の視点で話しました。

 第二部では、「学生によるグループ・ディスカッション「海外留学と就職活動について」を行いました。オーストラリア留学体験者である学生、西村 哲 農学研究科修士課程2回生、上村直也 農学部4回生、石川清貴 農学研究科修士課程2回生、滝野晃將 農学研究科修士課程2回生の4名がファシリテーターとなり、留学と就職に関する不安や希望、課題など、活発な議論を行いました。最後にファシリテーターが議論の内容をまとめ発表しました。

 第三部では、松本商務官が「オーストラリア留学という選択 -グローバル人材として活躍するために-」と題して講演を行いました。グローバル時代に相応しい新しい発想、そしてグローバル人材に求められる三つの要素(使える英語力、異文化理解、グローバル・リーダーシップ)、さらにオーストラリア留学の意義について講演しました。

 会場には、留学を既に終え就職活動に向け準備している者から、これから海外留学を予定している者まで様々な参加者が来場しましたが、セミナー後のアンケートの結果から、学生各々が自分のキャリアをしっかり見据え、計画を持って留学や就職に備える意識が高まったことがうかがえました。


第一部: 辻副編集長の講演の様子

第二部: 学生主導のディスカッションの様子(1)

第二部: 学生主導のディスカッションの様子(2)

第三部: 松本商務官の講演の様子