人文科学研究所は第8回TOKYO漢籍SEMINARを開催しました。(2013年3月19日)

人文科学研究所は第8回TOKYO漢籍SEMINARを開催しました。(2013年3月19日)

 人文科学研究所では、東京の学術総合センター一橋講堂において第8回「TOKYO漢籍SEMINAR」を開催しました。

 本セミナーの目的は、人文科学研究所が80年にわたって蓄積してきた中国学研究の成果をわかりやすく紹介し、多くの人々に漢籍、ひいては漢字文化全般に関心を深めてもらおうとするものです。

 本セミナーは冨谷至 東アジア人文情報学研究センター長の開会挨拶に始まり、「清華の三巨頭」をテーマに、井波陵一 教授「王国維-過去に希望の火花をかきたてる」、古勝隆一 准教授「陳寅恪-「教授の教授」その生き方」、池田巧 准教授「趙元任-見えざることばを描き出す」の3講師による講演を行いました。「どの講演も興味深く、資料が充実しており、講師の話もわかりやすくよく理解できた。次回も楽しみであり是非参加したい。」という感想をいただいただけでなく、参加された151名の方のほとんどが、10時30分から16時00分までという長時間にもかかわらず、熱心に聴講していました。


左から冨谷センター長、井波教授、池田准教授、古勝准教授

セミナーの様子