第4回京大病院iPS細胞・再生医学研究会を開催しました。(2011年7月1日)
医学部附属病院は、京大病院iPS細胞・再生医学研究会を芝蘭会館にて開催しました。同研究会は、同院におけるiPS細胞、ES細胞および体性幹細胞等を用いた再生医学研究の向上ならびに成果の普及を図り、ひいては医療の発展に貢献することを目的として平成21年11月に設置したものです。第4回目となる今回の研究会では、学内外から150名余りの参加がありました。
研究会では、三嶋理晃 医学部附属病院長の開会挨拶の後、中島秀典 アステラス製薬分子医学研究所主席研究員より「再生医療に対するアステラス製薬の戦略」について、秋山治彦 整形外科 産官学連携准教授より「Sox9による幹細胞の同定と軟骨再生」について、星野勇馬呼吸器内科助教より「疾患特異的iPSを用いた難治性呼吸器疾患の病態解明」について、平家俊男 小児科教授より「京大病院におけるiPS細胞医学~iPS細胞診療部の立ち上げを踏まえて~」について一般講演を行いました。
引き続き、高橋政代 理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 網膜再生医療研究チームリーダーより「iPS細胞の網膜変性疾患への応用」について特別講演が行われました。
開会挨拶を行う三嶋病院長 | 特別講演を行う高橋チームリーダー |