出版倫理セミナー 学術ジャーナルにおける出版倫理を考える -研究者にとって、避けられない責務-

出版倫理セミナー 学術ジャーナルにおける出版倫理を考える -研究者にとって、避けられない責務-

 学術ジャーナルの出版は、著者、査読者、エディターを含め、世界中の研究者による「信頼関係」を前提に成り立っています。しかしながら、近年、二重投稿、データ改ざんなど研究論文の出版倫理を問われる事例に直面することは決して珍しいことではありません。そのような不正投稿や出版倫理違反への対応は、研究者が直面している国際的な課題となっています。

 そこで、学術出版の指針を発表している出版倫理委員会(Committee On Publication Ethics, COPE)の前チェアである、Liz Wager氏をお招きし、COPEの指針と経験をもとに、出版倫理の考え方や研究者の責務について講演をいただきます。

日時

2014年1月20日(月曜日) 10時00分~12時00分(9時30分開場)

場所

附属図書館3階 ライブラリーホール

対象

本学教職員・大学院生等

参加費

無料

申し込み

不要

言語

講演は英語で行われます。(通訳はありません。 )

プログラム

10時00分~10時05分 開会の挨拶
Anders Karlsson
Vice President, Global Academic Relations, Elsevier
10時05分~10時35分 「Publication Ethics and Elsevier's efforts - an introduction」
Arnout Jacobs
Director of Publishing Services Elsevier B.V.
10時35分~12時00分 「Publication ethics and guidelines for authors, reviewers, and editors」
Dr. Liz Wager
Former Chair, Committee on Publication Ethics

問い合わせ

研究国際部研究推進課
Tel: 075-753-2041
E-mail: kensui.soumu*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

共催

京都大学、カクタス・コミュニケーションズ、エルゼビア・ジャパン

COPEとは

科学的な記録の誠実性に関連した問題を検討する、査読論文ジャーナルの編集者のためのフォーラムです。編集者に対して、出版プロセス上の倫理問題の調査を報告、記録、調査することを支援しています。