京都大学人文科学研究所 人文研アカデミー「現代中国-そのイメージ」
日頃より人文研アカデミーの活動を支援していただき、ありがとうございます。
今や圧倒的存在感を示す中国については、古来さまざまなイメージが形づくられてきました。悠久の歴史を持つ文化大国としてのイメージもあれば、「黄禍論」に見られるような世界に害をなす国というものもあり、今日でもそれらイメージは乱反射しながら拡大し続けています。わたしたちが中国に対して持っているイメージも、人それぞれに異なることでしょう。現代中国に対するイメージは、とても一言でくくれるようなものではありませんが、いくつかのイメージ・シンボルについては、それを歴史的に分析することが可能です。日清戦争から今日の現代アートに至る中国イメージの変遷を、図像・映像を駆使しながら探ります。
ご足労いただけば幸いに存じます。
日時
2010年9月30日(木曜日)、10月7日(木曜日)、10月14日(木曜日)、10月21日(木曜日)
18時00分~19時30分(各日とも)
会場
人文科学研究所本館1階 セミナー室1
講師・講演タイトル
9月30日(木曜日) | 石川 禎浩(京都大学人文科学研究所 准教授) | 「なぜ中国は「眠れる獅子」なのか」 |
10月7日(木曜日) | 中村 史子(愛知県美術館 学芸員) | 「中国の現代アート-今を生き抜くための表現」 |
10月14日(木曜日) | 韓 燕麗(関西学院大学経済学部 助教) | 「中華人民共和国建国初期における少数民族映画」 |
10月21日(木曜日) | 小野寺 史郎(京都大学人文科学研究所 助教) | 「ナショナル・シンボルの中国近代史」 |
申し込み
不要
問い合わせ
京都大学人文科学研究所総務掛
TEL: 075-753-6902
E-mail: z-academy*zinbun.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)