教員免許状更新予備講習「理科大好きな先生に変身する3日間」

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プログラムの講師と内容一覧表

講師氏名

プログラムタイトル

内容とねらい

水野哲雄 京都造形芸術大学・教授 五感で感じ考えよう 身近な見慣れたものをいつもとは少し違う遊び心をもったアートの視点で感じてみます。目に見える形にすることで、具体的なものと想像的なものとの交感が、遊びと学びを結びつけて感じ考えることの幅や奥行きを与えてくれることに気づきます。
福のり子 京都造形芸術大学・教授 みんなでみる・みんなとはなす 理科の授業にとって大切な「観察力」、そしてあらゆる学習にとって不可欠な「コミュニケーション」の力。その両方を、みんなで一緒に、美術作品をみながら育ててみようという試みです。
福のり子 京都造形芸術大学・教授 みる・かんがえる・はなす・きく 「みる」ことの不思議、そしてみたことを伝えることの大切さ。世界の様々な国で美術鑑賞教育の実践と指導を行っている、元ニューヨーク近代美術館教育部勤務のアメリア・アレナス氏をお招きしてのお話です。理科をはじめとする授業の進め方に大きな力を得られます。
福のり子 京都造形芸術大学・教授 コミュニケーションと学びを考える:アートとサイエンスの現場から 今、「ことばの力」を高めようとする動きが教育界では進んでいます。人が人との間で生きていくために最も重要な要素であるコミュニケーションを、教育の現場で考えてみようという実際のシンポジウムに参加、人の意見を聞き取り、自分の意見をまとめて発表してもらいます。
原田憲一 京都造形芸術大学・教授 写真から時間を読む 地層に関する基礎的な法則を利用して、グランドキャニオンと月面の写真から、それぞれの形成史を復元します。観察・推理・確かめという一連のプロセスを体験すると、人間は決して目でモノを見ているのではなく、頭(知識)で見ているのだということが、実感できます。
古川善紹 京都大学・準教授 火山・地震の不思議を実験でさぐろう 日本で特に活発な火山活動や地震のメカニズムについて,小麦粉で作ったマグマを噴火させたり砂を揺すぶって液状化させたり,身近な材料を使って再現します。しっかり観察・推理しながら実験し、自然の仕組みを明らかにする理科の楽しさを体感し、子供たちに伝えましょう。
守屋和幸 京都大学・教授 牛さんの日々を感じよう 農学部附属牧場で牛や羊にとことん触れ、胃の中で消化を助けている微生物も観察します。身近な生き物の生きてゆく工夫・共生を実感し、理科の面白さを伝える手がかりを見つけましょう。また、出産シーンをビデオで見て(うまくいけば実際立ち会えます)、命の大切さを伝えるヒントも得られます。
石川尚人 京都大学・教授 南極から地球を推理する まず、南極の氷を実際にみて、さわって南極の寒さを実感。そして、南極の寒さの理由、氷床の歴史を推理。また、南極と言えば、磁極。岩石に記録された過去の磁極の方向の「化石」を、自分たちで組み立てた磁力計で確認。さらに「磁極の化石」から南極をはじめとする大陸の移動の歴史を推理します。地学的内容を子供たちに伝えるのに役立ちます。
大野照文 京都大学・教授 三葉虫を調べよう 何億年も前に絶滅した生物「三葉虫」。三葉虫がどんな生き物だったか、観察・推理し、本物の化石で確かめます。大昔の生き物の復元の仕方がわかり、プログラムが終わる頃にはみんな三葉虫博士になれます。観察・推理・確かめのエッセンスを子供たちに伝えられます。
大野照文 京都大学・教授 大人の二枚貝「貝体新書」 記憶をたどりながらワイワイガヤガヤ、楽しく推理していくと、あなたは貝博士に!?楽しく時間を過ごしているうちに、いつの間にか二枚貝のことがわかってしまう、不思議な教室です。あなたや子供たちが理科を楽しむのにふさわしい体験・知識を持っていることを再確認できます。