情報学研究科でFDのためのビデオ教材「ティーチング・ティップス集」を開発しました。(2009年12月16日)

情報学研究科でFDのためのビデオ教材「ティーチング・ティップス集」を開発しました。(2009年12月16日)

 情報学研究科では、財団法人NHK放送研修センター日本語センター(以下、日本語センター)の協力を得て、FD(ファカルティ・ディベロップメント)のためのビデオ教材「ティーチング・ティップス集」を開発しました。

 本教材では、「卓立でキーワードを際立たせる」、「チェンジオブペースで話の幹と枝葉を分ける」、「状況に応じてマイクを選ぶ」、「アニメーションで注目点を強調する」など、大学授業において重要な35のティップス(コツ、秘訣)を設定し、それらについて日本語センターのエグゼクティブ・アナウンサーの方々に実演と解説をしていただいています。

 今年度4月から項目内容の検討を開始し、9月、10月に京都大学でロケーション(撮影)、11月に日本語センターで撮影、編集を行い、この12月に完成しました。

 情報学研究科では、今後、本教材をFD活動のために使用し、教員の自学自習による授業力向上を目指します。

 なお、本教材開発は、京都大学グローバルCOEプログラム「知識循環社会のための情報教育研究拠点(拠点リーダー:田中克己教授)」の一環として実施しました。

  • 本件についてのお問い合わせ
    辻 高明(京都大学大学院情報学研究科)
    t.tsuji*kx7.ecs.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
  
エグゼクティブ・アナウンサーによる実演の撮影場面(京都大学の講義室)

学生を交えたロケーション場面(京都大学の講義室)

編集場面(NHK・日本語センター)