最先端の研究を身近に感じられる展示・体験コーナーや、
卒業生が活躍する企業による125周年記念商品の限定販売など、
ここでしか味わえない楽しみが盛りだくさん。
未来の京大生も、京大ファンも、
老若男女を魅了した一日を振り返ります。
京都大学の卒業生が活躍する企業が集結
京・甘納豆処 斗六屋
この日のために開発された平和酒造とのコラボ商品「完熟梅酒梅甘納豆」。平和酒造の梅酒に漬けられた梅を再利用。
株式会社京都・一乗寺ブリュワリー
限定販売された「京大新輝点クラフト」。京大農場と広島県、高知県とが10年をかけて育てた新品種のブンタン「ボナルーナ」と「瑞季」を使った特別品。
果実は大きく、
味がはっきりしていて、
今回の商品と
ぴったりでした
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株式会社菓匠三全
「萩の月」
本と栞をあしらった個包装の特別パッケージで販売
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Dari K 株式会社
「カカオニブチョコ」
瓶の蓋に125周年の記念ロゴが入っている
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株式会社井筒八ッ橋本舗
「井筒八ッ橋」、「三笠」
パッケージに時計台前の風景をあしらった特別版。この日の人気は三笠
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平和酒造株式会社
「紀土–KID–」
(限定ラベル)
京都大学の最先端の研究を体験・実感!
京大の創造力と技術力の結晶!
◦工学研究科機械理工学専攻・松野文俊研究室
世界大会で優勝に輝いたレスキューロボットの後継機「FUHGA3」、本物のヘビさながらの動きではしごを昇る「龍神」などを間近で見学。「新作の『YAGURA』も持ってきました。縦横ともに約38cmの小さな機体ですが、アームは2.6mまで伸びます。高所や狭所の作業や点検に最適です。実際に見て、体験して、ロボット工学への関心を深めてほしいですね」(松野文俊教授)。
地域の知に学ぶSDGs
◦地球環境学堂・浅利美鈴研究室
北山杉を利用したお箸作りや着物の端材を使った箸袋作りを体験。生薬としても使われるクロモジの葉からつくるお茶など、京北地域の住民による特産品も販売。「地域の自然素材のことは、地元の方ほどよくご存じ。地域の知を知ってもらい、交流の機会になれば嬉しいです」(浅利美鈴准教授)。
手作りのフワフワなユキヒョウぬいぐるみ
◦野生動物研究センター
出迎えるのは、愛らしい目をしたユキヒョウのぬいぐるみ。「ユキヒョウの暮らすキルギスの方たちの手作りです。絶滅の危惧されているユキヒョウを一緒に守ろうという想いを込めました」(木下こづえ助教)。ユキヒョウが暮らす環境にも目を向ける展示が多数。
ユキヒョウの住む山の近くに生息する花でつくった白いハチミツも。ユキヒョウのグッズは子どもたちに大好評。
ロボットに話しかけてみよう!
◦情報学研究科 河原達也研究室
ひっきりなしに子どもたちが訪れていたのは傾聴対話ロボット「きくロボ」との対話体験。適切なタイミングでの相づちや、会話内の重要な単語を捉えることができる。「人型ロボットならではの親しみやすさ、話し相手としての温もりを感じてもらえたら」(研究室の大学院生)。
発酵のパワーを体験
好気発酵と嫌気発酵という2つの発酵が作用する藍染を体験。(農学研究科応用生命科学専攻発酵生理及び醸造学研究室)
『京大紅牛』ぜひご賞味ください!
ブランド牛「京大紅牛(くれなゐビーフ)」の予約販売を実施。「しっかりと脂がのり、あっさりとした肉質が特徴です」。(農学研究科附属牧場)
津波に備えてアプリで避難訓練!
実際のハザードマップを基に、津波発生から到達までの間に安全な場所まで逃げられるかどうかを試せるアプリ「逃げトレ」。「旅行で海辺に行くときに使うなど、津波への備えに役立てて」。(防災研究所・矢守克也研究室)
テントを訪ねて、スタンプを集めると......
ものづくり・ビジネスサークル「京大工房」
テントを訪ねて、スタンプを集めると、時計台とクスノキをあしらった木製のスマホスタンドをプレゼント! 先着50名限定の景品を企画・制作したのは、京大らしいユニークなグッズを制作する京大工房。使用場面を想定した角度の設計、立体感の演出など、細部のこだわりが光る。「2022年という時代を反映したくて、現代らしいデバイスであるスマートフォンのスタンドに決めました」。テントには、円周率やDNAの二重らせんなどのモチーフをあしらったグッズが並んだ。