2018年秋号
京都大学基金では、幅広く基金のことを知ってもらう機会を設けるほか、同窓生のみなさまにお役にたつ企画を実施しています。
2017年度に新たに設立した「京都大学基金 企業寄付奨学金制度(CES)」は、本学卒業生が活躍する民間企業からご寄付をいただき、学業優秀な学生が経済的理由で修学を断念することがないよう支援する給付型奨学金です。
2年目は新たに5社が加わり、下記の12社よりご協力いただいています。
2月8・9日には、協力企業で活躍するOB・OGとの懇談会を開催。奨学生らはじめ在学生のみなさんと、業界や仕事内容、ご自身の学生生活などについて、くつろいだ雰囲気のなかでお話しいただきました。
京都アカデミアフォーラムにおいて、首都圏在勤の卒業生を対象に、講師も卒業生が務める講演会を開催しています。若手・中堅世代や経営者層など世代を超えて、多様な交流の場をつくり出すことが目的です。とかく「群れない」と言われる本学の同窓生が、「大学・同窓生とのネットワークの意義」を感じられる機会にしたいと考えています。
2018年2月はピムコジャパンリミテッド取締役兼最高経営責任者(CEO)の松井昭憲氏が「アセットマネジメントビジネス」、3月は京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 研究科長の太田至教授が「世界・他者と直接に向き合う技法」、5月は三菱電機株式会社取締役相談役で日本経団連副会長の山西健一郎氏が「競争優位に導く企業力の源泉」、6月は京都大学生存圏研究所の篠原真毅教授が「大学発日本的イノベーションの進め方」をテーマに講演を行いました。
講演後の懇親会は、毎回、賑やかな歓談が繰り広げられており、今後は関西にも会場を広げて開催していく予定です。
左から松井氏、太田教授、山西氏、篠原教授
京都大学基金事務局 TEL:075-753-2210
http://www.kikin.kyoto-u.ac.jp
京都大学同窓会では、本学同窓生やそのご家族、一般の方との交流を目的として、ホームカミングデイを実施しています。今年は「継」をテーマに11月3日(土)に開催します。各イベントを通して、みなさまに〈「継」とは? いつ? どのように?〉などについて、あらためて考えていただくきっかけをご提供できればと思います。
講演会では、養老孟司東京大学名誉教授による講演と山極壽一総長との対談が予定されています。
また、前回より出演団体を増やしての音楽祭や重要文化財に指定されている清風荘の見学、百周年時計台記念館前庭のクスノキ周辺での屋台・ステージ企画、在学生へのメッセージ投稿、思い出の写真投稿等、多彩なプログラムをご用意しています。
ご家族・懐かしいご友人とお誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。なお、イベントの詳細は京都大学同窓会ホームページでご覧いただけます。 (http://hp.alumni.kyoto-u.ac.jp/)。
養老猛司 東京大学名誉教授
2018年3月に京都大学大学院総合生存学館(思修館)同窓会「遊聞会」が、5月には京都大学公共政策大学院同窓会「鴻鵠会」と「京大探検者の会」が、あらたに京都大学同窓会に入会されました。
「遊聞会」は京都大学大学院総合生存学館修了生、同教職員および京都大学大学院思修館プログラム修了生を構成員とする同窓会です。
「鴻鵠会」は中央官庁、地方自治体公務員、政治家、マスコミ、一般企業、経営者など多彩なメンバーで構成されています。
「京大探検者の会」は1998年に設立され、京都大学探検部OB会を引き継ぎ、京大探検部にかつて部員として在籍した方で構成されています。
京都大学では、2018年3月から、同窓生を対象とした新しいサービス「KUON」を開始しました。京都大学からご登録いただいたみなさまに、同窓生限定の優待特典や母校の最新情報をお届けすることを目的としたサービスです。
簡単にご登録いただけますので、ぜひお試しください。
(http://hp.alumni.kyoto-u.ac.jp/kuon/)