2018年春号
京都大学基金では、幅広く基金のことを知ってもらう機会を設けるほか、同窓生のみなさまにお役にたつ企画を実施しています。
2017年度に新たに設立した「京都大学基金 企業寄付奨学金制度(CES)」は、本学卒業生が活躍する民間企業からご寄付をいただき、学業優秀な学生が経済的理由で修学を断念することがないよう支援する給付型奨学金です。
2年目は新たに5社が加わり、下記の12社よりご協力いただいています。
2月8・9日には、協力企業で活躍するOB・OGとの懇談会を開催。奨学生らはじめ在学生のみなさんと、業界や仕事内容、ご自身の学生生活などについて、くつろいだ雰囲気のなかでお話しいただきました。
卒業生・修了生と新入生、それぞれのご家族の方を対象に、ご寄付をいただいた方にオリジナルグッズをプレゼントするキャンペーンを実施しています。
ご卒業・修了記念キャンペーンは、3万円のご寄付につき卒業・修了年度入りの京漆器 ボンボニエールを、ご入学記念キャンペーンは、5万円のご寄付につき新入生のお名前入りオリジナルカレンダーを、それぞれ進呈しています。
キャンペーン期間は、卒業・修了は2018年4月30日まで、入学は2018年5月31日までです。
また、ご寄付いただいた方には京都大学基金ホームページにメッセージを掲載いただくこともできます。詳しくは京都大学基金ホームページをご覧ください。
本漆器は創業180年の老舗である井助商店の商品
京都アカデミアフォーラムにおいて、首都圏在勤の卒業生を対象に、講師も卒業生が務める講演会を開催しています。若手・中堅世代や経営者層など世代を超えて、多様な交流の場をつくり出すことが目的です。とかく「群れない」と言われる本学の同窓生が、「大学・同窓生とのネットワークの意義」を感じられる機会にしたいと考えています。
2017年9月は株式会社日本経済新聞社客員の永野健二氏が「バブルとアベノミクス」を、2017年10月は経営管理大学院の前川佳一特定准教授が「日本型イノベーション(サービス・観光)」を、また、2017年12月は新日鐵住金株式会社相談役の友野宏氏が「ものづくりと技術経営」を、そして2018年1月は京都大学こころの未来研究センター長の吉川左紀子教授が「コミュニケーションの認知科学」をテーマに講演を行ないました。
講演後の懇親会は、毎回、賑やかな歓談がくり広げられています。
左から永野氏、前川特定准教授、友野氏、吉川教授
京都大学基金事務局 TEL:075-753-2210
http://www.kikin.kyoto-u.ac.jp
2017年11月3日(金・祝)、「創」(そう)をテーマに第12回京都大学ホームカミングデイを開催しました。当日は、同窓生、一般の方など約2800名の参加がありました。
講演会は、テーマと同じ「創」と題し、陶芸家 樂吉左衞門氏から、樂焼や初代長次郎の黒樂茶碗、千利休の茶の湯、お茶室などのお話がありました。後半の山極総長とのパネルディスカッションでは、樂茶碗の世界とゴリラの世界が融合し、おおいにもりあがりました。
ほかにも、竹茂楼の特別弁当と京都大学ジャズ研究会「Off-Beat」によるジャズ演奏を楽しんでいただく「京料理を味わう」や、京都大学交響楽団と、京大合唱団OB・OG・現役生による音楽会、クスノキを中心に屋台やステージなどを展開した「くすのき秋祭2017」、唐池恒二 JR九州代表取締役会長をお招きして開催した「卒業生×在学生 交流イベント~京大生のキャリアを考える~」など、さまざまなイベントを行ないました。
新たな企画として、スタンプラリーを実施しました。在学生による解説を聞きながら本学構内10か所を巡っていただき、スタンプを貯めた方にプレゼントを進呈しました。
当日は天候にも恵まれ、参加者は穏やかな秋の1日を満喫していました。次回のホームカミングデイは、2018年11月3日(土)に開催します。
講演を行なう樂先生
音楽会
スタンプラリー
2017年11月、京都大学同窓会に112組織めとなる富山県京都大学同窓会が加入しました。富山県京都大学同窓会は、富山県に在住または勤務する本学の卒業・修了生を会員とする会員数約500名の同窓会です。
同窓会設立総会
京都大学同窓会事務局 TEL:075-753-2029
http://hp.alumni.kyoto-u.ac.jp/
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