第7回 京都大学附置研究所・センターシンポジウム 京都からの提言 21世紀の日本を考える 「明るい社会の未来像」を開催しました。(2012年3月17日)
本学の22の附置研究所・センター主催でシンポジウム「京都からの提言 21世紀の日本を考える」を、公益財団法人京都大学教育研究振興財団、読売新聞社、神戸大学の後援を得て、神戸市・神戸国際会議場において開催しました。
シンポジウムでは、松本紘 総長が本学を代表して開会の挨拶を行い、研究所・センターが持つ独自の研究業績を社会に還元することを目的として「京都からの提言」を10年間かけて全国の政令指定都市を巡るという本シンポジウムの趣旨を説明しました。
続いて、福田秀樹 神戸大学学長から歓迎のことばがあり、引き続き「バイオリファイナリーの展望」と題し基調講演を、また、本学の附置研究所・センターの教員4名による基調講演を行いました。
最後に、「震災後の復興について」と題し、三野和雄 経済研究所教授をコーディネーターとし、浜口伸明 神戸大学経済経営研究所教授、芹澤成弘 大阪大学社会経済研究所教授、矢野誠 経済研究所教授をパネリストに迎えパネルディスカッションを行い、東北沿岸地域の復興、電力の安定供給、非常時に強い社会の構築といった問題に焦点をあて、短期・長期の両方の視点から日本経済の復興の道筋について討論が行われました。
当日は雨の中、370名の方が参加され、各研究所・センターのパンフレットなどを手に取り、熱心に聴講されました。
なお、このシンポジウムは今後も全国の主要都市で開催する予定です。
挨拶する松本総長 |
基調講演をする福田 神戸大学学長 |
パネルディスカッション「震災後の復興について」の様子 |
会場の様子 |