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附置研究所と研究センターは、京都大学浜松講演会「京都からの挑戦 -地球社会の調和ある共存に向けて」を開催しました。
本シンポジウムは、基礎研究において独自の研究業績を持つ本学の19の研究所・センターが、それらの成果を社会に還元することを目的として、平成18年から毎年1回各主要都市で開催しているものです。
第14回となる今回は、「京大曼荼羅(きょうだいまんだら)」をテーマに開催しました。また、今回のシンポジウムは、本学がこれまで蓄積してきた知的資源や現在進行中の教育研究活動の成果等を広く社会に還元することを目的として平成9年から全国で展開してきた京都大学地域講演会の一環としても開催しました。
シンポジウムでは、まず、山極壽一 総長が本学を代表して開会の挨拶を行い、その後、高田匠 複合原子力科学研究所特定准教授、浅香勲 iPS細胞研究所教授、帯谷知可 東南アジア地域研究研究所准教授、村上衛 人文科学研究所准教授、福島誠子 野生動物研究センター特定助教、五十田博 生存圏研究所教授、矢守克也 防災研究所教授らが講演し、それぞれの研究成果を発表しました。講演後には、質問票に寄せられた質問に講演者が答え、参加者は講演で紹介された研究内容への理解を深めました。
次に、パネルディスカッションでは、時任宣博 研究連携基盤長の司会により、山極総長、湊長博 プロボスト 理事・副学長ならびに講演者7名が「多様性に学び真理を目指す」と題して意見交換を行いました。
最後に、湊プロボスト 理事・副学長が総括および閉会の挨拶を行い、シンポジウムは終了しました。本シンポジウムには、応募による参加者のほか、静岡県内の高校生団体など合わせて384名の参加があり、参加者は、熱心に耳を傾けていました。