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同日に開催された京都大学技術士会第5回大会・特別講演会に先立ち、百周年時計台記念館2階会議室 III において第11回「技術士を目指そう」説明会が開催され、現役学生・卒業生含め計4名の参加がありました。
説明会は武藤光 京都大学技術士会代表幹事(工学研究科博士課程・2000年修了)による開会挨拶から始まりました。続いて青井一 幹事(工学研究科・2002年修了)の司会進行で、田岡直規 副代表幹事(工学研究科・1983年修了)から「国家資格「技術士」について」と題した、技術士資格の概要、資格の効用、活用方法、技術士試験制度の具体的な内容について解説がありました。他にも、実際に出題された試験問題をもとにした出題傾向や受験に必要な準備についての説明があり、最後に昨年末に文部科学省より公表された「今後の技術士の在り方について(概要)」の紹介も行われました。
次に「技術士による体験談」として、先輩技術士である仲矢順子 幹事(農学研究科・1994年修了)、吉田晋侑 幹事(工学研究科・2011年修了)、千田琢 幹事(工学研究科・2000年修了)の3名による個人的体験に基づく説明が行われました。先輩技術士達は、技術士資格取得で得られるメリット(自分の持つ技術水準の証明になり、組織内で一定の評価が得られること、公共業務受注資格として取得が要求される場合があること等)、さらに受験の際に有効な対策や心構え(記述式である二次試験では特に「課題解決能力」が問われること等)について語りました。
最後に個別相談会として、技術士資格の詳細や受験に必要な準備や対策等について、参加者と説明会出席の10名の会員との間で活発な質疑応答が交わされました。