近年、深刻な研究不正事案が立て続けに表面化するなか、大学・研究機関には研究不正問題への真摯な対応が求められています。研究不正を事前に防止するため、全国の大学で研究倫理教育が広く行われることとなりました。しかし、研究倫理教育をどう行えばいいのかについては、ほとんどの大学で試行錯誤の状況にあります。研究倫理教育を大学教育・大学院教育のなかにどのように位置付け、いかに実施していけばよいのか。そもそも研究倫理教育をとおして何を達成しようとするのか。実効性を持った研究倫理教育のあり方を構想し、展開していくことができるか否かが問われています。
実効性のある研究倫理教育を展開していくためには、課題を明確にし、実践を共有し、より望ましいあり方を大学・研究機関を超えて議論していくことが不可欠です。本シンポジウムではそのような問いをめぐって、さまざまな立場からの問題提起、報告を踏まえ、議論を行っていきます。
実効性のある研究倫理教育を展開していくためには、課題を明確にし、実践を共有し、より望ましいあり方を大学・研究機関を超えて議論していくことが不可欠です。本シンポジウムではそのような問いをめぐって、さまざまな立場からの問題提起、報告を踏まえ、議論を行っていきます。
基本情報
開催地
- 吉田キャンパス
対象
- 企業・研究者の方
- 一般・地域の方
どなたでも参加できます。
定員
約80名
参加費
セミナー参加費は無料
ただし、懇親会参加の場合は3,000円徴収します。
ただし、懇親会参加の場合は3,000円徴収します。
イベント内容
プログラム
13時00分 | 受付 |
13時30分 | 開会式 進行: 岡田智惠美(京都大学企画・情報部広報課長) |
第一部
司会: 服部憲児(京都大学教育学研究科准教授)
記録: 南部広孝(京都大学教育学研究科准教授)
13時40分 | (1)研究不正に対する個人的な感想と個人的な取り組み -現場とお上の感覚のズレ- 中川真一(北海道大学薬学研究院教授、理化学研究所准主任研究員(非常勤)) |
14時05分 | (2)研究倫理教育をめぐる現状と展望 中村征樹(大阪大学全学教育推進機構准教授) |
14時30分 | (3)大阪府立大学大学院 共通教育科目「研究公正」について -授業構想から授業実践まで- 山本由美子(大阪府立大学人間社会システム科学研究科講師) 松室光(大阪府立大学高等教育推進機構教育推進課 主査) |
15時00分 | 全体討議 |
15時50分 | 休憩 |
第二部
司会: 服部憲児(京都大学教育学研究科准教授)
記録: 越水雄二(同志社大学社会学部准教授)
16時05分 | (4)学問的誠実性を培う学部教育 -レポート論題の設定- 成瀬尚志(京都光華女子大学短期大学部ライフデザイン学科講師) |
16時30分 | 全体討議 |
17時30分 | 閉会 |
17時30分~19時00分 | 懇親会 |
申し込み
申し込み方法
氏名、連絡先、大学等名、職名、懇親会の出欠を明記し、E-mailまたはFaxで申し込んでください。
Fax: 075-753-2094
申し込み先
E-mail: ide_seminar*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)Fax: 075-753-2094
申し込み締切日
お問い合わせ
京都大学企画・情報部広報課気付IDE大学協会近畿支部事務局
Tel: 075-753-2070(月曜日~金曜日 8時30分~17時00分)
Fax: 075-753-2094
E-mail: ide_seminar*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
Tel: 075-753-2070(月曜日~金曜日 8時30分~17時00分)
Fax: 075-753-2094
E-mail: ide_seminar*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)