人文科学研究所は第10回TOKYO漢籍SEMINARを開催しました。(2015年3月16日)

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人文科学研究所は、東京の学術総合センターで第10回「TOKYO漢籍SEMINAR」を開催し、計141名が参加しました。

同セミナーの目的は、人文科学研究所が80年余にわたって蓄積してきた中国学研究の成果をわかりやすく紹介し、多くの人々に漢籍、ひいては漢字文化全般に関心を深めてもらおうとするものです。

セミナーは冨谷至 東アジア人文情報学研究センター長の開会挨拶に始まり、「清玩 -文人のまなざし」をテーマに、岡村秀典 人文科学研究所教授が「古鏡清玩 -宋明代の文人と青柳種信」、高井たかね 同助教が「李漁の「モノ」がたり -「閒情偶寄」居室・器玩部より」、稲本泰生 同准教授が「利他と慈悲のかたち -松本文三郎の仏教美術観」と題した講演を行いました。

参加者からは、「中国文人の古鏡に対する考え方に興味を惹かれました。」、「李漁の話に興味をそそられました。」、「仏教美術についてもっと時間をかけて説明してほしい。」、「次回も楽しみにしています。」との感想をいただきました。

左から、稲本准教授、冨谷センター長、岡村教授、高井助教

セミナーの様子

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