古地震研究会がニコニコ超会議2017に出展しました。(2017年4月29、30日)

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古地震研究会は、千葉県・幕張メッセで開催された、インターネット動画サービス・ニコニコ動画のイベント「ニコニコ超会議2017」に出展し、古い地震史料の解読(翻刻)を呼びかけました。

ブースでは、古地震研究会のアプリ「みんなで翻刻」を使った古文書の解読のほか、くずし字で好きな字を書いてミニ掛軸を作るワークショップを展開しました。研究会のメンバーが参加を呼びかけると、アニメなどのキャラクター衣装をまとったコスプレイヤーたちも参加し、ブースは満席状態が続きました。参加者のうちほとんどが初めて翻刻に挑戦する人たちでしたが、「楽しかった」「新しい世界が開けた」などの声が寄せられました。

また会場からニコニコ動画の生放送番組も放送したところ、初日は約13,000人以上の視聴があり、インターネットでも盛り上がりを見せました。

今回のブースは、古地震研究会代表の中西一郎 理学研究科教授や加納靖之 防災研究所助教、 元文学研究科大学院生の橋本雄太さん、 小田木洋子 理学研究科研究支援推進員や文学研究科などの大学院生たちが中心となって運営しました。

また大阪大学、国立情報学研究所、国文学研究資料館、国立歴史民俗博物館の研究者や、有限会社笠間書院の編集者も共同でワークショップを行った他、気象庁気象研究所、産業技術総合研究所、東京都立図書館などからも応援があり、多彩な分野の人材交流と、一般来場者と意見を交わす場にもなりました。

ニコニコ超会議2017の会場には2日で15万人以上が来場

ブースでは多くの来場者が大学院生たちと一緒に翻刻にチャレンジした

大学院生、研究者と一緒に古い地震の史料を翻刻

ブースに馴染むコスプレイヤーの姿も

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