「京友会2023」が開催されました

　「京友会2023」が京友会（静岡県京都大学同窓会）主催、京都⼤学同窓会共催で、2023年2月11日に静岡市内のホテルにて開催されました。例年2月に総会および懇親会が実施されていますが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、一昨年は中止、昨年は7月に延期されたため、久しぶりに例年通りの開催となりました。今回は、成宮周 医学研究科特任教授、本学関係者を含め46名が参加しました。

　はじめに、田中一成 代表幹事（医学部･1975年卒）による挨拶がありました。総会では、成宮特任教授が「薬物を用いて解き明かす生体の謎 〜薬理学・細胞生物学からHuman Biologyへ〜」と題した講演を行い、Rhoとプロスタグランジン受容体の研究、産学連携による創薬等、普段聞くことのできない話に、参加者は聞き入りました。飽くなき精神で研究に邁進し、新しい分野を切り拓いていく姿勢に、改めて京都大学の研究力を感じるとともに、刺激的で大変よい機会となりました。

　引き続き行われた懇親会では、京友会事務局からの報告、志田洪顯 会長（工学部･1969年卒）による挨拶の後、初参加者の紹介や近況報告を行いました。母校を同じくする者同士で話がはずみ、和気あいあいとした雰囲気で親交を深めました。その後、「京都大学学歌」「逍遥の歌」「琵琶湖周航の歌」の黙唱、次回幹事学部となる工学部の紹介、最後に参加者全員で記念撮影を行い、盛会のうちに終了しました。