マレーシア国民大学(Universiti Kebangsaan Malaysia)内のホテルにおいて、マレーシア在住の元留学生の同窓会である京都大学マレーシア同窓会(MYKYOTO)が中心となり、東南アジア研究所と第2回東南アジアネットワークフォーラムを開催しました。
同フォーラムは、2007年度より毎年開催してきた京都大学東南アジアフォーラムの規模を2015年度から拡大した国際フォーラムで、ミャンマーでの第1回に続く2回目となります。本学は、古くから東南アジア諸国出身の留学生や研究者を受け入れてきました。このフォーラムは、元留学生が現地で作っている同窓生組織と連携して、本学の最新の研究成果を現地社会に還元することを目的に、現地社会がいま最も関心を寄せる学術テーマに関連したフォーラムです。
今回は、アジアの都市の持続可能性をテーマとした講演とセッションを中心に開催し、約70名の参加がありました。
冒頭、Mohd Hakimi Mohd Shafiai MYKYOTO会長が挨拶を行い、続いて徳賀芳弘 副学長が本学の紹介をしました。講演は、Mazlin Mokhtar マレーシア国民大学副学長代理、Mohd Yusof Hj Othman マレーシア国民大学教授、Ismail Abustan マレーシア理科大学教授、山敷庸亮 総合生存学館(思修館)教授、田中宏明 工学研究科教授が行いました。参加者は興味深く耳を傾けるとともに、講演後には積極的に質問があり、会場は大いに盛り上がりました。
また、フォーラム終了後、MYKYOTOとマレーシア在住の日本人の同窓会であるマレーシア・ダークブルーの会との交流会を開催し、互いに親睦を深めながら情報交換を行い、有意義な時間を過ごしました。
フォーラムの様子
交流会の様子(マレーシア・ダークブルーの会 会員らと)