ターゲット
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本学学生10名、教員2名の計12名が、ブータン東部を訪問しました。
空港のある西部パロから東部タシガンに向かって、車で三日かけて標高約900~3800メートルの範囲を移動する中で、気候・植生・生業形態のダイナミックな変化を観察しました。
タシガン県に到着後、まず、カンルンに立地するシェラブツェ・カレッジで本学学生が日本文化について発表を行い、シェラブツェ・カレッジの学生からもブータンの歴史についての発表がありました。つづいてシェラブツェ・カレッジ教員よりディグラム・ナムザ(ブータンの礼)の授業があり、学生による伝統舞踊および現代的なダンスの披露がありました。
そして、5名のシェラブツェ・カレッジ学生とともにカンルン、タシガン、ラディ、バルツァムにおいて臨地研修、体験学習を行いました。カンルンでは小学校を訪問し小学生に混じって授業に参加しました。タシガンでは県知事を表敬後、病院を訪問し、伝統医ドゥンツォの脈診を受けました。ラディでは役場、保健所、寺院などを訪問し、顕出する獣害被害の実態を村人から直に聞き、放棄田の実態を目の当たりにしました。バルツァムではリンブ寺に伝わる蛇を貪るチャナ・ドルジ像の伝説などの話に耳を傾けました。
本プログラムを通して、本学学生はシェラブツェ・カレッジ学生との共同生活を行い、交流を深めました。