国際交流科目「ブータンの農村に学ぶ発展のあり方」の一環で、学生ブータン派遣を実施しました。(2014年8月30日~9月14日)

ターゲット
公開日

京都大学学生11名と教職員3名の計14名が、ブータン東部を訪問しました。タシガン県に立地するシェラブツェ・カレッジでブータンの歴史、ディグラム・ナムザ(ブータンの礼)、踊りの授業を受けた後、4名のシェラブツェ・カレッジ学生と共に畑作地帯カリンおよび水田地帯ラディにおいて、臨地研修、体験学習を行いました。役場、農業・畜産・森林普及センター、保健所、寺院、小学校などを訪問した他、現地の家々を訪ね、村人から話を伺いました。

標高約900~3,800メートルまでの範囲を移動する中で、気候・植生・生業形態のダイナミックな変化に直に触れ、農村で進行する過疎、医療の現状、現地に伝わる女神アマジョモ、男神ダンリン、僧侶ギャルセ・ガナパティなどの話に耳を傾けました。復路にはシェラブツェ・カレッジを再訪し、本学学生が朝の学生集会で臨地研修の成果について発表し、臨地研修・体験学習に参加した本学とシェラブツェ・カレッジ学生とのワークショップを行いました。両大学の学生の相互理解を深めるために発表とワークショップは英語で実施されました。特に、臨地研修・体験学習による共同生活を通じて両大学の学生は交流を深めました。

五葉松を手に取る

タシガン県知事を表敬

糸杉に触れる

カリンにて昼食

ラディでソーラン節を披露

石臼を見る

シェラブツェ・カレッジ朝礼で発表

別れの朝