平成26年度「京都大学総長賞」表彰式を挙行しました。(2015年3月16日)

ターゲット
公開日

学業・課外活動・社会活動等において顕著な活躍をし、本学の名誉を高めた学生および学生団体を表彰する「京都大学総長賞」の平成26年度表彰式を挙行しました。

今回は全28件の推薦の中から選考の結果、9人と2団体の計11件の受賞者が決定し、表彰されました。

表彰式では、初めに学生表彰選考委員会委員長の杉万俊夫 理事・副学長が選考経過を報告し、山極壽一 総長が表彰状・記念品授与の後、講評を行いました。

表彰式後の記念撮影ののち、各受賞者からプレゼンテーションが披露され、山極総長、杉万理事・副学長からも質問が出るなど盛況のうちに終了しました。

表彰者・表彰団体 選考分野 表彰理由
文学研究科現代文化学専攻博士後期課程3回生
丸山善宏
学業 哲学のトップジャーナルである国際誌に論文が受理された。(おそらく日本の大学院生では先例がなく史上初)また、哲学だけでなく、論理学、数学、計算科学/人工知能、物理学等の分野横断的領域において既に15編の論文を出版または出版予定である。
経済学研究科経済学専攻博士後期課程3回生
北川亘太
学業 ヨーロッパ進化経済学会において、35歳以下の若手研究者の最優秀報告論文に対して与えられる賞を受賞した。(日本人としては初受賞)
工学研究科合成・生物化学専攻博士後期課程3回生
梅山大樹
学業 燃料電池材料を新規に開発し、その研究成果を学術誌や学会で発表して学生講演賞などを受賞した。また、企業との共同研究が特許出願に繋がった。
エネルギー科学研究科エネルギー応用科学専攻博士後期課程3回生
小澤大知
学業 次世代のエネルギー材料として重要な原子層薄膜物質において、その特異な光学的性質を見出し、原子層薄膜物質の光エネルギー利用への新たな道筋をつけることに成功した。その成果を論文発表し、学会の若手奨励賞などを受賞した。また、国際交流・共同研究にも積極的に取り組んだ。
体育会硬式野球部 工学部工業化学科4回生
田中英祐
課外活動 リーグ戦で通算8勝、ベストナインに2度選出されるなど活躍し、本学初のプロ野球選手となった。
体育会バーベル部 医学部医学科2回生
河勝雅行
課外活動 バーベル部の代表として主要な大会において顕著な成績を収めた。
1.日本ジュニアボディビル選手権 優勝
2.関西学生ボディビル選手権 優勝
3.全日本学生ボディビル選手権 優勝
1と3の同時優勝は史上初で、3は本学学生で34年ぶりとなる。
体育会陸上競技部
工学研究科都市環境工学専攻修士課程1回生
横山裕樹
課外活動 平成27年2月15日に行われた「京都マラソン2015」において、昨年の自身の記録を4分縮める2時間21分14秒で2連覇を果たした。
体育会陸上競技部 農学部森林科学科3回生
櫻井大介
課外活動 平成26年9月7日に行われた「第83回日本学生陸上競技対校選手権大会」の男子800mにおいて優勝(記録1分51秒34)した。
体育会陸上競技部 農学部食料・環境経済学科3回生
平井健太郎
課外
活動
平成26年9月5日に行われた「第83回日本学生陸上競技対校選手権大会」の男子10000mにおいて準優勝(記録28分36秒72)した。
オリエンテーリングクラブ(代表)理学部3回生
濱田佑
課外活動 世界選手権3大会に日本代表を輩出したほか、国内では「第22回クラブ7人リレー」で学生団体として初優勝するなど2大会で優勝、1大会で準優勝した。
SHINOBI(しのび)(代表)工学研究科機械理工学専攻修士課程2回生
池田拓也
課外 活動 メカトロニクス研究室の学生で構成するレスキューロボット開発チーム「SHINOBI」が「ロボカップジャパンオープン2014・レスキュー実機リーグ」において優勝した。
また、優勝を機にプレスリリースや取材対応を行い、社会におけるレスキューロボットの認知度を高めた。

受賞者および関係者