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本学は、大阪府・滋賀県・兵庫県・京都府・京都市・和歌山県・三重県・東京都・石川県・徳島県・徳島市・福井県教育委員会及び奈良県との間で締結している高大接続・高大連携に関する協定に基づき、「京都大学サイエンスフェスティバル2017 -科学の頭脳戦-」を百周年記念ホールで開催しました。
今年で3回目の開催となるこの企画は、各教育委員会が推薦した代表校による科学の研究発表大会であり、それぞれの高等学校で深めてきた課題探究活動の成果を地域や学校の枠を越えて発表することによって、互いに切磋琢磨し、視野を広げることを目的としています。同企画には、聴講生徒を含めて約300名の参加申し込みがありました。
当日は、北野正雄 理事・副学長による開会・主催者挨拶を皮切りに、各校における日頃の真摯な探究活動の成果について、工夫ある意欲的な発表が繰り広げられました。各校の発表後には、会場の参加者との質疑応答が行われ、たくさんの質問や意見が飛び交いました。発表生徒と質問した生徒達は、緊張しながらも熱心に意見交換し、互いに刺激を受け合う姿が伺えました。
表彰式では、北野理事・副学長及び飯吉透 理事補(高等教育研究開発推進センター長)による全体講評の後、総長賞及び副学長賞に選ばれた高等学校に、賞状並びに記念のトロフィー・楯が贈呈されました。代表校として選ばれた13校の高等学校は、いずれも甲乙つけがたい優秀な発表を行い、プレゼンテーションの工夫や発表の姿勢も素晴らしいものでした。
受賞校および参加校
各校の研究発表テーマは以下の一覧のとおりです。
総長賞
- 兵庫県立小野高等学校「シハイスミレとその狭葉変種マキノスミレの関係を探る ~形態、遺伝子、その生育環境から~」
副学長賞
- 奈良県立奈良高等学校「黄色に染まった電解液の謎 ~電気分解で生成するCu 2 Oの生成過程と定量~」
- 東京都立小石川中等教育学校「ヒューマノイドロボットの製作と歩行の自動制御」
各校の研究発表テーマ一覧(発表順)
- 石川県立七尾高等学校「イシクラゲの抗カビ性・抗菌性について」
- 大阪府立大手前高等学校「無限10進数における代数方程式の解の研究」
- 京都市立堀川高等学校「気体拡散の粒径依存性」
- 和歌山県立海南高等学校「日本文学に描かれた熊野」
- 福井県立高志高等学校「メダカの色認識と行動パターンについて」
- 徳島県立城南高等学校「和三盆の再現と技術の応用」
- 徳島市立高等学校「鳥居龍蔵と日本人論 -人類学と科学について-」
- 京都府立桃山高等学校「がん治療薬「エルロチニブ」の新しい合成方法の確立を目指して」
- 三重県立松阪高等学校「記憶と音楽」
- 滋賀県立膳所高等学校「グラスの振動に着目したグラスハープの振動解析」