宇治キャンパスで総合防災訓練を実施しました。（2015年11月25日）

宇治キャンパスで、宇治市東消防署の協力のもと、宇治市で震度6弱の地震（南海トラフ地震）が発生したことを想定した総合防災訓練を行いました。

この総合防災訓練は、京都大学危機管理計画（地震編）に対応する訓練に、地震時の安否確認・情報伝達の要素を加え、負傷者や火災の発生等、現実的な想定のもと、組織的な避難誘導・情報伝達を総合的にシミュレーションするものとなっています。

訓練は、初期消火や安否情報伝達、避難誘導、負傷者の救護、また避難状況の集計等、さまざまな場面を設定して行われ、教職員で組織する自衛消防地区隊を中心に、その他の教職員、学生などキャンパス全体で総勢1,000名以上が参加しました。参加者は、各自の役割を確認しながら実践しました。

避難完了後は、宇治市東消防署の指導による消火器操作訓練も行い、参加者は熱心に説明を聞き、実際に消火器を手に取って消火活動を体験しました。また、宇治市東消防署による煙中体験訓練も行い、参加者は煙の中での避難行動の難しさを体験しました。

訓練終了後には、宇治地区世話部局長である寶馨 防災研究所長の挨拶、宇治市東消防署からの講評の後、消防署の方と自衛消防地区隊を中心とした参加者との意見交換も行われ、盛況のうちに終了しました。