メールマガジン ページTOP > バックナンバー > 表示中のページ
-----------------------------------------------------
京都大学メールマガジン Vol.28
-----------------------------------------------------
------------------------------
目次:
◆総長からのメッセージ 松本紘
◆同窓会
◆お知らせ
◆大学の動き
◆研究成果
◆イベントのお知らせ
------------------------------
◆総長からのメッセージ 松本紘
伝統を基礎とし 革新と創造の 魅力・活力・実力ある 京都大学を目指して
京都大学は創立以来、自由の学風のもと闊達な対話を重視し、京都の地において自主自律の精神を涵養し、高等教育と先端的学術研究を推進してまいりました。
以来111年が経過し、京都大学は平成16年から国立大学法人京都大学となり、 法人化後中期目標設定および評価基準の導入など、国立大学時代とは異なる新たな制度・環境変化への対応に迫られています。
激動の変革期といえる今、自由の学風を継承発展させつつ、多元的な課題の解決に果敢に挑戦し、地球社会の調和ある共存に京都大学らしく貢献することに以前にも増して大きな期待が寄せられていることを強く自覚しております。
教育基本法第七条に「大学は、学術の中心として、高い教養と専門知識を培うとともに、深く真理を探究して新たな知見を創造し、その成果を広く社会に提供することによって、社会の発展に寄与するものとする」と明記されています。この基本法の精神において、第一の使命の教育は「知の伝承」を通して広く人材を育成すること、第二の使命の研究は、最先端の研究活動を行い「知の創造」、「知的体系の構築」のため深く真理を探究するということです。また、大学における創造的な研究活動は、その過程に学生たちを参加させ、人材を育成することが含まれます。このように、大学における教育と研究は車の両輪をなすものであり、不即不離でなければなりません。第三の使命の社会貢献にはいろいろな形態があり、知の社会発信、産官学連携、政策提言、附属病院の高度医療など多様な展開が可能です。
このように多様性を特徴とする大学の使命を果たすべく、時流に流されることなく、「凛」とした気概を持ち、学術の府として、その存在を国内外に示し、同時に京都という誇りと文化に満ちた環境下で、教養人、国際人、世界的研究者を輩出し続けることができるよう、京都大学を確固たる戦略のもとで運営していくことがいま求められています。
我が国および人類の将来にとって大学こそ知の源泉であり、衍沃な大地のごとく、人材と研究成果を生み出すための、もっとも必要とされる存在でもあります。
言うまでもなく、大学の根本は教育と研究です。それらが充実したものであるためには、教員、職員が誇りを持って仕事に取り組め、その中で優れた学生が育成され、そしてそのシステム自身が持続可能であることが必要です。人材こそが大学の最も大きな資産であり、現在のみならず将来の京都大学を担う優秀な教員、職員を確保、育成すること、ならびにこれら教職員を今以上に大切にする雰囲気を醸成することが最も重要な戦略的課題となります。すなわち、教員には教育や研究に専念できる抜本的な体制作りが喫緊の課題であると考えています。また、併せて、教育・研究・医療を支えるために職員が誇りと向上心を持てる体制を確立することに力を尽くす必要があるとも考えています。
そのため、大学として、教育支援、学生支援に加えて、確固とした財務基盤、研究支援、国際交流支援、環境施設整備を強化する戦略がなければなりません。
総長として私は、10年後の理想的な京都大学をイメージし、その理想の実現のために着実なアクションプランを立て、対話を重視しながら、全学の協力のもと、魅力・活力・実力ある京都大学を実現してゆく所存です。全学の皆様のご協力を切にお願いする次第です。
◆同窓会◆
○第3回 京都大学ホームカミングデイ
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h8/d2/news4/2008/081108_1_1.htm
◆お知らせ◆
○益川敏英 京都大学名誉教授がノーベル物理学賞を受賞しました。
・益川敏英 京都大学名誉教授がノーベル物理学賞を受賞
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081007_4.htm
・益川敏英 京都大学名誉教授が湯川記念館で記者会見を行いました。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081008_1.htm
・益川敏英名誉教授ノーベル物理学賞受賞記念「益川先生 ノーベル賞を語る-学生対話集会」を開催しました。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081008_3.htm
・益川敏英名誉教授の受章論文が京都大学学術情報リポジトリで公開されました。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081010_3.htm
・益川敏英本学名誉教授らが京都府特別栄誉賞を受賞
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081017_3.htm
○11月祭「単位より大切ななにかを求めて」を開催します。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081124_1.htm
◆大学の動き◆
○京都大学の技術、海外企業へライセンス供与 - 医・農薬品の中間体や液晶材料等の安価な合成法に道 -
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081022_1.htm
○生存圏研究所がインド宇宙庁国立大気科学研究所と部局間学術交流協定を締結
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081018_2.htm
○第11回京都大学国際シンポジウムを開催しました。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081011_1.htm
○法学研究科がマックス・プランク外国私法および国際私法研究所と学術交流協定を締結
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/080912_1.htm
○松本紘総長が荒井正吾奈良県知事の訪問を受けました。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081017_2.htm
○春秋講義で、松本紘総長が講義を行いました
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081015_1.htm
○総長交代式を実施しました。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081014_1.htm
○ベトナムの学生交流団が京都大学を見学しました。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081010_1.htm
○「京都大学シニアキャンパス2008」を開催しました。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081003_6.htm
○アネッテ・シャヴァーン ドイツ連邦共和国教育研究大臣講演会を開催しました。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081006_3.htm
○平成20年度湯川記念財団・木村利栄理論物理学賞 受賞者を発表
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081007_3.htm
○「MANGA Kyoto University」が京都大学学術情報リポジトリで公開されました。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081003_1.htm
○松本紘新総長の就任式を実施しました。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081002_1.htm
○全学寄附研究部門「微生物科学寄附研究部門 」を新設
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/080930_1.htm
○総長引継式、尾池総長の退任式を実施しました。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/080930_2.htm
○栄誉
・坂口 志文 再生医科学研究所教授が慶應医学賞を受賞
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081003_3.htm
・山中 伸弥 物質 - 細胞統合システム拠点iPS細胞研究センター長が武田医学賞を受賞
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081002_2.htm
◆研究成果◆
○細胞膜の「輸送体」が物質を輸送する巧妙な仕組みを解明
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2008/081017_1.htm
○ウイルスを用いずに人工多能性幹細胞(iPS細胞)樹立に成功
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2008/081001_1.htm
○高分子の自己組織化現象を活用したナノパターニング基本技術を開発
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2008/081010_2.htm
○プロテイン・キナーゼAによるリン酸化は、APOBEC3Gの 抗HIV-1活性を調節する
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2008/081003_1.htm
○次世代原子炉用被覆管材料「スーパーODS鋼」を開発
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2008/080929_1.htm
◆イベントのお知らせ◆
○総合博物館 2008年秋季企画展 「シルクロード発掘70年―雲岡石窟からガンダーラまで―」
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081227_1.htm
○京都大学春秋講義
【月曜講義】
・10月27日(月曜日)
淡路 敏之 教授 (理学研究科)「観測とモデルの総力戦で海の全層を診る」
【水曜講義】
・10月29日(水曜日)
長瀬 敬昭 法科大学院特別教授「裁判員制度が始まります!」
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h8/d2/news4/2008/081029_1.htm
○産学公連携によるイノベーションの創出 ~第3回NEDO光集積ラボラトリーシンポジウム~
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081029_1.htm
○人文研アカデミー「アジアの仏教遺跡を掘る」
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081030_1.htm
○川の全国シンポジウム -淀川からの発信-
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081103_1.htm
○第20回人間・環境学フォーラム
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081106_i.htm
○アクチュアリー会特別講演会
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081107_1.htm
○京都大学サービスイノベーション国際シンポジウム
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081114_1.htm
○高等教育研究開発推進センター 第79回 公開研究会 学生の成長を促す日本版・単位制度の実質化
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081115_1.htm
○2008年度 上賀茂試験地 秋の自然観察会
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081115_2.htm
○第3回HOPEシンポジウム2008 -人間の進化の霊長類的起源-
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081118_4.htm
○京都大学未来フォーラム (第35回)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h8/d2/news4/2008/081117_1.htm
○人文研アカデミー レクチャーコンサート「第一次世界大戦のあと-狂乱の1920年」
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081118_1.htm
○玉城嘉十郎教授記念公開学術講演会(第47回)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081118_5.htm
○第29回こころの未来セミナー 『死に逝く人の友をつとめる~終末期の慈悲』
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081118_6.htm
○京大桂シーズ発表会 ~実用化に活かせるヒントがここにあります~
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081121_2.htm
○京都大学FD研究検討委員会 2008 公開授業・検討会
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/2008/news4/080508_1.htm
○第6回計算材料科学公開セミナー
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081127_1.htm
○京都府/京都大学こころの未来研究センター共同企画シンポジウム 「平安京のコスモロジー」
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081130_2.htm
○グローバルCOEプログラム 「普遍性と創発性から紡ぐ次世代物理学」
第1回 市民講座 「宇宙と物質の謎に迫る」
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2008/081130_1.htm
>>その他のイベント情報はこちらをご覧ください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja?c2=1
---------------------------------
★このメールは、転送していただいて差し支えございません。
---------------------------------
★このメールは送信専用メールアドレスから配信されています。
このままご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。
---------------------------------
★配信停止
https://www.adm.kyoto-u.ac.jp/machine1_cgi_build/m_magazine/mm_02.htm
のフォームから配信停止をおこなってください。
---------------------------------
□編集・発行
京都大学 総務部広報課 ksens521*mail.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
〒606-8501
京都市左京区吉田本町 電話 075-753-2072
--------------------------------- |