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主役は表現・創作活動に励む学生たち。
一つの作品を起点に、
「いろ・おと・ことば」のバトンを繋ぎます。
感化され、刺激され、ときには反発をしながら、
生み出された作品のコラボレーションを
お愉しみください
撮影者:鉄道研究会 池田麻誉さん(工学部2回生)
嵐山駅の名物モニュメントであるキモノフォレストと、嵐電を絡めた1枚。夜になると、より一層幻想的な一面を見せてくれます。
作詞:北原白秋
作曲:多田武彦
無人のホームに発着する電車からは何とも言えぬもの寂しさを想起させられました。闇夜を彩る華やかながらも落ち着いた光は舞い落ちる花びらのよう。女性への懸想を風景に仮託し歌い上げる『I. 片恋』がこの写真の魅力をより引き出すことができれば幸いです。
ちはやぶる
神代も聞かず 竜田川
からくれなゐに
水くくるとは
『古今和歌集』(巻五)秋・294(小倉百人一首・17番)
選者:かるた会ぼいらぁ
「おと」の作品から紅葉、秋、片恋、川や水の要素を感じ取りました。この歌には、紅葉や水の要素が含まれています。さらに、この歌は作者の在原業平がかつて恋仲にあった女性が天皇に嫁いでしまい、その嫁ぎ先で再会した折に詠んだという片恋の要素を感じさせます。
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撮影者:鉄道研究会 木津川 楓輝 さん(理学部2回生)
こだわった点:青い空、緑の山、白い車体に赤のライン…日本の自然と鉄道車両のシンプルな融合です。
作詞:三好達治
作曲:木下牧子
ほととぎす
鳴きつる方を 眺むれば
ただ有明の
月ぞ残れる
小倉百人一首・81番
選者:かるた会ぼいらぁ
「鷗」という曲名でしたので、鳥を詠み込んだ歌を選定しました。 また、この合唱曲が「自由を歌ったもの」であることも理由の一つです。「ほととぎす」の歌に「有明の月」というフレーズがありますが、これは明朝の時間帯を指す言葉であり、自由という名の太陽が昇っている状景が浮かびあがります。この合唱曲が戦後まもなくに作られたことも考慮すると、自由が制限されていた暗黒の時代から、自由が認められ明るくなっていく様に合致しているように思えます。
車両形式:名鉄6000系
撮影地:三河線 土橋~竹村間
こだわりの点:春の晴天のもとを走り抜ける名鉄電車。スカーレットの車体は、遠くからでもその姿を認識できるくらいの存在感を放っている。
車両形式:叡山電鉄 デオ900形
撮影地:叡山本線 出町柳~元田中間
こだわりの点:紅葉をイメージしたオレンジの車両に夕日が注ぐ暖色の世界観が見どころです。