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2025年春号

京都大学基金事務局より

遺贈寄付相談センターを開設

近年、遺言を残すことで自身の財産を大学などに寄付ができる遺贈寄付に注目が集まっています。60~70代男女の4人に1人が「遺贈寄付の意志がある」(日本財団、2023年1月5日、「遺言・遺贈に関する意識・実態把握調査」)との調査結果が出ており、本学でもお問い合わせが増加しています。

そこで、本学では「遺贈寄付相談センター」を設置し、京都大学への遺贈寄付について、ファイナンシャルプランナーの専任スタッフがご相談に対応しています。2024年4月の開設以降、40件を超える相談が寄せられ、弁護士を紹介し、遺言書作成を伴走させるケースも出てきています。

遺贈に関わるTOPICS

  •   日本の相続資産規模は年々拡大しており、2035年には50兆円(※1)を超える見込み。
  •   相続財産の国庫納付額も年々拡大し、2022年度に約768億円 (※2)を記録。
  • ※1 株式会社日本総合研究所、2024年3月25日、「多死社会で増加する相続をめぐる課題」
  • ※2 日本経済新聞、2024年1月19日、「遺贈寄付、トラブル避ける税や遺産分割に目配り」

お問い合わせ先

相続・遺贈についての詳細はこちらをご覧ください。
https://www.kikin.kyoto-u.ac.jp/bequest/

遺贈寄付に関する相談窓口(遺贈寄付相談センター)
TEL:075-753-5425
月曜~金曜 9:00~12:00 、13:00~17:00
※祝日、6月18日(創立記念日)、12月29日~1月3日除く


京都大学同窓会だより

第19回京都大学ホームカミングデイの開催

第19回ホームカミングデイを、リアルイベントは2024年11月2日に開催し、あいにくの雨にもかかわらず、同窓生、教職員、学生、一般の方などのべ4,304名が参加しました。オンラインでは、開催当日の動画配信や過去のアーカイブを公開しました。

百周年時計台記念館で実施された会場では、湊長博 総長の挨拶に始まり、本学卒業生で歌声合成技術VOCALOIDの生みの親として知られている剣持秀紀 氏による講演を行いました。その後の音楽会では、交響楽団によるアンサンブル演奏、グリークラブの合唱、京大合唱団・同窓会合唱団による合唱を行いました。また、「人生100年時代」の資産活用セミナーや、本学の研究者と参加者が対話する「京都大学アカデミックデイ」を行いました。

第19回の様子

第19回の様子

剣持秀紀氏

剣持秀紀氏

クスノキ周辺での「くすのき逸品マルシェ」では、農学研究科附属農場および附属牧場、本学ゆかりのお店や企業による商品販売、キッチンカーなど15店舗が参加しました。

また、スタンプラリーでは家族連れなどたくさんの参加があり、スタンプを集めた参加者には、景品として特製トートバックを配布しました。

当日は、総合博物館、附属図書館、尊攘堂を無料で一般公開し、また、抽選で同窓生を対象に清風荘の見学を行いました。

その他、今年は百周年時計台記念館京大サロンにて同窓生による書道、写真、イラスト等を展示する「展示サロン」の実施や、生協食堂ではホームカミングデイ特別メニュー等が提供されました。

次回のホームカミングデイは、2025年11月1日に開催する予定です。

新たに入会された同窓会

2025年2月「京都大学兵庫県同窓会」

京都大学同窓生向けサービスKUON

在学生と卒業生、教職員の方を対象に、同窓生向けサービス「KUON」を運用しています。ご登録いただいた皆様限定の優待特典をお届けするほか、ご希望の方は京都大学ドメインのメールアドレスを利用できるサービスもあります。
https://www.alumni.kyoto-u.ac.jp/static/

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