宇宙から降り注ぐ電子と超高層大気が衝突しておこる発光現象。緑、紫、赤などの色は電子のエネルギーや超高層大気の組成によって決まる。カーテン状、斑点状など形や動きにも多様性がある。日本で見ることができるオーロラは赤が圧倒的に多い。日本や中国の古文献には「赤気」という名で登場し、古往今来、関心が寄せられていたことがわかる。 （撮影：海老原祐輔准教授〈生存圏研究所、2000年ころ〉。関連項目は「巻頭座談会」に掲載）
舞鶴湾での潜水調査を15年つづける益田玲爾准教授の撮影。北方の冷水と南からの暖流の出会う若狭湾には、北方と南方の魚が混在する。魚たちの顔ぶれの変化から、季節のうつろいのほか、温暖化の傾向も読みとれるようになってきた。海底に穴を掘るアカアマダイ（1行め左端）やクラゲを食べるカワハギ（3行め左端）など、見慣れたつもりの魚でも、潜って観察し、調べるほどに不思議な生態がみえてくる。（関連項目は「萌芽のきらめき・結実のとき」に掲載）
2016年1月に撮影されたオーロラと北米太平洋岸北西部の夜景。磁場をもつ地球に吹きつけた太陽風がこのような光景をつくりだした。（関連項目は「巻頭座談会」に掲載。画像提供：NASA）
上はカタユウレイボヤの未受精卵。世界中に生息する海産動物で、受精後およそ18時間で幼生（下）になり岩に固着する。その後、変態をへて2～3か月で成体に成長する。実験では卵に薬剤注入などの処理をし、幼生までの時期の遺伝子の発現の変化を観察する。（関連項目は「輝け！ 京大スピリット」に掲載） 出典：Waki, K. et al. Genetic pathways for differentiation of the peripheral nervous system in ascidians. Nat. Commun. 6:8719 doi: 10.1038/ncomms9719 (2015).
土井 隆雄（宇宙総合学研究ユニット特定教授）
家森 俊彦（宇宙総合学研究ユニット長、理学研究科附属地磁気世界資料解析センター教授）
早川 尚志（大学院文学研究科西南アジア史専修修士課程2回生）
土井 隆雄（宇宙総合学研究ユニット特定教授）、家森 俊彦（宇宙総合学研究ユニット長、理学研究科附属地磁気世界資料解析センター教授）、早川 尚志（大学院文学研究科西南アジア史専修修士課程2回生）
月浦 崇（大学院人間・環境学研究科／総合人間学部）
成宮 周（医学研究科特任教授／メディカルイノベーションセンター長）
藤原辰史（人文科学研究所 准教授）
益田玲爾（フィールド科学教育研究センター 海域ステーション 舞鶴水産実験所長／里域生態系部門 准教授）
アメリカンフットボール部 ギャングスターズ
機械研究会
脇 華菜さん
田上 款さん （学術研究支援室 宇治地区担当チーム）
佐伯かおるさん（防災研究所 広報出版企画室）
唐池 恒二さん（九州旅客鉄道株式会社 代表取締役会長）
京都大学基金事務局
京都大学同窓会
