中層大気(成層圏・中間圏)の観測
MUレーダーの観測能力を補間し、中層大気から下部熱圏の大気観測をするため、レーダー・ライダー複合計測システムが導入されています。 |

|
 |
電波・音波を組み合わせた新しい観測
レーダーを応用した新しい複合観測技術を開発しています。例えば、RASS(電波音波併用レーダー)は大気温度の詳細なリモートセンシングを可能にしました。RASSは対流圏の気象現象の解明に威力を発揮します。 |
新型レーダーの開発
MUレーダー観測の経験を活かし、より小型可搬式の普及型のレーダーシステムを開発しています。平成13年度に気象庁が導入した局地的気象監視システム(WINDAS)には、下部対流圏レーダー(左図)25台が使用されています。 |

大気境界層及び下部対流圏の風速を観測する
下部対流圏レーダー |

霧や雲を観測するミリ波(35GHz)レーダー |