古の都“京都”から最新の研究成果・知を活用するベンチャー創出を支援します。

　京都大学では、世界最高水準の独創的な研究開発を推進し、その成果を新産業の創生や社会的価値の創出につなげるべく、研究成果の実用化や事業化を行う研究者や京大ベンチャーを積極的に支援します。

　本事業では、研究者の「研究成果の実用性を検証するための支援（GAPファンドプログラム）」や「研究成果の事業化に向けた資金調達の支援（インキュベーションプログラム）」を実施します。また、スタートアップ企業や起業を目指す個人を対象とした「オフィススペースの提供（ベンチャーインキュベーションセンター）」を運営します。

　さらに、京都大学子会社のベンチャーキャピタルである「京都大学イノベーションキャピタル（株）（以下、京都iCAPという）」や、「京大認定ファンド」を運用する民間事業者の「日本ベンチャーキャピタル（株）」及び「みやこキャピタル（株）」と協調・補完して支援を行うことで、ベンチャー企業が効率的に資金調達できるシステムを構築していきます。

　創立125周年をひとつの契機として、最先端の研究成果を生かして、世界に革新的な好影響を与える事業をつくり、社会のあらゆる分野で価値を生み出す、そのような京大ベンチャー創出のためのエコサイクル形成を目指します。