サイエンス、そして
チェロとの出会い。
京都大学で育んだ
「二刀流」の個性
チェリスト
谷口 賢記
京都大学理学部 2000年卒業
京都大学大学院理学研究科 修士課程 2002年修了
サイエンスがやりたくて目指した京都大学。入学後、「本場のサイエンス」ともう1つ大きな出会いがありました。京都大学交響楽団に入団し、チェロを初心者として始めた時には、まさかそれが生業となるとは思ってもいませんでしたが、現在は芸術の道を歩んでおり、自身のバックグラウンドを活かして「芸術と科学の出会いから生まれるもの」を探るプロジェクトも始動しています。在学6年間において「二刀流」が可能であった京都大学独自の自由の学風と懐の深さにあらためて敬意を持って感謝しますとともに、母校がいつまでも「世界の京大」として発展し、学生が自分を発見し、独自の個性を磨ける場でありますように。
2021.02.18 THU