大学は、学生に何かを
教える場所ではなく、
学生が何かを見つける
場所であってほしい。
立命館アジア太平洋大学 学長
出口 治明
京都大学法学部 1972年卒業
京都大学創立125周年、本当におめでとうございます。僕が法学部に入学したのは1967年で、ちょうど全共闘運動が燃え盛る直前の時期でした。やがて大学はバリケード占拠され授業は出来なくなりました。学生は放し飼い状態で、僕は終日読書で時間を潰していたように思います。でも、そのおかげで読書が終生の友となりました。京大といえば、「自由」という言葉が連想されます。僕は今APU(立命館アジア太平洋大学)の学長を務めていますが、大学は学生に何かを教える場所ではなく、学生が自分の好きなことや人生でチャレンジしたいことを見つける場所であり、教職員はそれを手助けする場所であって欲しいと願っています。
2021.02.18 THU
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