創立125周年に寄せて

ウスビ・サコ

京都大学はすべてを
受け入れてくれた、
私の原点であり、
故郷であります。

京都精華大学 学長/人文学部 教授

ウスビ・サコ

京都大学大学院工学研究科 1999年修了

 京都大学は、学生数の規模にかかわらず、家族のようなコミュニティが形成できる場所でした。誰もが自己を解放し自分の居場所を開拓できます。人の手と知恵で作られた大学だから、愛し続けられる存在なのでしょう。京都大学は私の全てを無条件に受け入れ、自分と向き合うチャンスを与えてくれました。ゼミの先生方に飴と鞭という言葉があるように、時には優しく時には厳しく、自身の目標に導かれました。また、学友たちは良きライバルでありながら互いに支え合い、その競争力がそれぞれの成功の源となっています。研究室の仲間と共にたくさんの無駄(キチョウ)な時間を過ごしたことで絆が深まり、それが一生続くことも京大ならではです。京都大学は深い人間関係を発見する場所であり、私にとって故郷であります。

2020.05.21 THU

関連リンク

京都大学基金へのご寄付のお願い京都大学基金へのご寄付のお願い

人材育成を中心とする記念事業への取り組みや、
未来に向けて“京大力”を磨き続けるための運用原資として、
京都大学基金への寄付を募集しています。

↑↑