自主的に活動し
自ら考え成長していく。
それこそが京大生だと
信じられるのが京大。
国立科学博物館 副館長 兼 人類研究部長
篠田 謙一
京都大学理学部 1980年卒業
多くの卒業生と同様、私も大学で勉強した記憶はほとんど残っていませんが、自主的にやっていたサークル活動やゼミなどで築いた人間関係や知識などは、その後の人生を豊かにしてくれました。個人的な経験からは、大学は自主的な活動の場を保証してくれるだけで充分だと思っています。そこで何をなし遂げるかは個人の問題でしょう。昨今は、カリキュラムを厳格化したり、講義の内容をあらかじめ周知したりしていますが、教員がそんなことに時間を費やすのは無駄なことです。放っておいても京大生は勝手に育つはずで、それを信じることができるのが京都大学なのだと思います。
2020.01.16 THU
関連リンク