競歩のフォームを
制御するという発想は、
京大工学部の影響かも
しれませんね。
愛知製鋼陸上競技部/東京オリンピック競歩代表
山西 利和
京都大学工学部 2018年卒業
工学部の勉強と陸上部の活動以外はほぼしていない学生生活でしたが、京大は個性的な人が多くて面白かったです。「何をしてもいいところで何を選択するか」という自由があり、私の場合は「勉強より今は競歩だ」というときは、授業時間を練習の時間に振り替えていました。
学部では、機械やその回路を自分たちが思う理想の形にコントロールする方法を研究していたのですが、このコントロールという発想は、競歩という競技に通じるものがありますね。理想のフォームを再現できるよう自分の体を制御したり、ルールの中でどう最適な動きを作っていくかという側面から競技を捉えるようになったのは、工学部での学びの影響かもしれません。
2020.02.20 THU
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