『本気で生きる』とは
どういうことなのか、
京大アメフト部は
私に教えてくれた。
朝日放送テレビ株式会社
総合編成局 アナウンス部 主任
岩本 計介
京都大学法学部 2001年卒業
京都大学が私に教えてくれたこと。それは『本気で生きる』ということに尽きる。「日本一という頂きからの景色を一緒に見よう」。そう勧誘され入部したアメリカンフットボール部。私自身はたいした選手ではなかったが、『日本一になる』ということに対しては本気だった。
『勝ちたい』ではなく『勝つ』
『日本一になりたい』ではなく『日本一になる』
そのために『やる』のではなく『やりきる』
一切の妥協を許さず、自問自答を繰り返す日々は、決して楽なものではなかった。しかし本気の炎を燃やした大学時代は、今でも私を支えてくれている。
95年入学メンバーでつくったLINEグループがある。ここには時折、同期からの近況報告が書き込まれる。休職して単身留学したもの。会社を辞めて途上国に渡ったもの。スポーツで社会を変えようと奮闘するもの。40歳を超えても、皆それぞれの道で戦いを続けている。
みんな『本気で生きている』のだ。
2019.11.29 FRI
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