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2007年9月10日

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寄附研究部門「伊藤清博士ガウス賞受賞記念(野村グループ)
寄附研究部門」(2部門)の概要


設置年月日
(寄附受入期間)
平成19年10月1日
(平成19年10月1日から平成22年9月30日まで)
大学名(研究所名) 京都大学(数理解析研究所、経済研究所)
寄附講座等の名称
(英文名)
・伊藤清博士ガウス賞受賞記念(野村グループ)数理解析寄附研究部門
(Ito Research Division of Mathematical Analysis)
・伊藤清博士ガウス賞受賞記念(野村グループ)数理ファイナンス寄附研究部門
(Mathematical Finance Division)
寄附者 野村ホールディングス株式会社 執行役社長 古賀 信行
寄附者の概要
設立年月日 1925年12月25日
資本金 1828億円
本社所在地 〒103-8011 東京都中央区日本橋1-9-1
事業内容 持株会社
寄附予定額 寄付金総額  12000万円(両研究所それぞれ6000万円)
(平成19年度〜平成21年度 毎年度 4000万円)
寄附方法 分割寄附
寄附の時期 平成19年から平成21年
平成19年度 9月、平成20年度 9月、平成21年 9月
担当教員 数理解析研究所
 寄附研究部門外国人研究員(特任教授) Marc Yor
 寄附研究部門教員(客員教授) 藤田岳彦
経済研究所
 寄附研究部門教員(客員教授) 加藤康之
 寄附研究部門教員(客員教授) 岡田章
 他 1名寄附研究部門教員(客員教授)就任予定
研究目的等 伊藤清博士のガウス賞受賞の経緯と社会的影響を踏まえ、数理解析研究所数理解析寄附研究部門では、数理解析の研究を推進するとともに、高度な数理的能力を有する人材の育成に寄与することを目的とし、経済研究所数理ファイナンス寄附研究部門では、ファイナンス分野の社会的影響を踏まえ、数理ファイナンスの研究を推進するとともに、高度な数理的能力を有する人材の育成、特に高度金融人材の育成に寄与することを目的とする。
研究内容等 数理解析寄附研究部門では、伊藤元所長の数学的革新が工学や物理学、生物学からファイナンスに至る広範な応用を獲得したことを踏まえ、確率解析を始めとする数理解析の深化とその展開研究を行う。数理 ファイナンス寄附研究部門では、金融市場の確率論に基づいた数理モデルを用 いて、不確実な将来キャッシュフローの適切な価値評価、経済活動の動的な最適化や意思決定法を研究する。またより高度な数理モデルを構築してゆくことも研究対象とする。両研究部門は共同で、数理ファイナンスおよび関連する数学の講義を提供し、京都大学の学生の数理ファイナンスに関する理解を深める。さらに,研究活動の一環として,数理ファイナンスに関する国際的なシンポジウムや研究発表会なども行う。
研究課題等 数理解析(Mathematical Analysis)、数理ファイナンス(Mathematical Finance)