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2007年9月7日

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厚生労働省 ヒト幹細胞臨床研究
本学の実施計画概要

研究課題名 大腿骨頭無腐性壊死患者に対する骨髄間葉系幹細胞を用いた骨再生治療の検討
実施施設 京都大学医学部附属病院
総括責任者 中村 孝志 教授
対象疾患 大腿骨頭無腐性壊死
ヒト幹細胞の種類 骨髄間質間葉系幹細胞
実施期間

2年間 

対象症例数 10症例
治療研究の概要 大腿骨頭無腐性壊死は有効な治療法が確定されていない難治性骨疾患の一つである。本治療研究は、現行の優れた治療法である血管柄付き骨移植術に、体外培養にて増殖させた自己骨髄間葉系幹細胞と人工骨材料の移植を併用する事で壊死骨の再生を図る新規治療法の開発を目指すものである。
その他
(外国での状況等)
類似の研究として、ヨーロッパにおいて骨髄単核細胞の壊死部への直接注入が行われた例が報告されている。本研究と類似した骨髄間葉系幹細胞を用いた大腿骨頭壊死に対する治療法も本邦においていくつか施行されているが、治療成績の評価に関する結論は出ていない。


研究課題名 月状骨無腐性壊死患者に対する骨髄間葉系幹細胞を用いた骨再生治療の検討
実施施設 京都大学医学部附属病院
総括責任者 中村 孝志 教授
対象疾患 月状骨無腐性壊死
ヒト幹細胞の種類 骨髄間質由来間葉系幹細胞
実施期間 2年間
対象症例数 10症例
治療研究の概要 月状骨無腐性壊死は有効な治療法が確定されていない難治性骨疾患の一つである。本治療研究は、現行の優れた治療法である血管柄付骨移植術に、体外培養にて増殖させた自己骨髄間葉系幹細胞と人工骨材料の移植を併用する事で壊死骨の再生を図る新規治療法の開発を目指すものである。
その他
(外国での状況等)
その他(外国での状況等) 月状骨無腐性壊死に対する血管柄付骨移植術の治療成績は、国内外を通じて多数の報告があるが、細胞移植による治療法の成績は、体外培養行程を用いる用いないを問わず論文上は未だ報告されていない。従って本臨床研究のように両者を併用する治療法については、全く報告はない。