トピックス

2007年5月21日

BACK
音声用スキップ(本文)

平成19年度 研究成果の社会還元・普及事業
ひらめき☆ときめき サイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI

「地下浸水時の怖さを体験しよう」実施計画


実施担当代表者  戸田 圭一 防災研究所教授
開催予定日 平成19年7月28日(土曜日)
開催地(会場)

京都大学防災研究所 宇治川オープンラボラトリー
 住所 京都市伏見区横大路下三栖東ノ口

プログラム
  最近、都市域での水害の発生が数多く見られます。都市にはたくさんの人や資産が集まっているので、街が浸水すると非常に大きな被害になる恐れがあります。また、都市にある地下の空間(地下街や地下鉄、ビルの地下室など)は重要な役割を持つ一方で、地上の水が流入してくると水の事故が起こる危険がひそむ場所でもあります。このような都市水害時の危険から身を守るためには、いち早い避難行動が大切です。
  本プログラムでは、実物大の模型を使って、地下浸水発生時を想定した避難実験を行います。実験では、ドアにかかる水圧の大きさや、階段を勢いよく流れる水の力の大きさを実際に体験していただきます。その体験を通じて、水害時に地下に流れ込む水がどのような危険性をもたらすのか、またその危険から逃れるために、早い避難行動がいかに大切かということを理解していただければと思います。普段の生活の場所にひそんでいる危険性を知っていただき、毎日の生活がより安全、安心になることを期待しています。