2005年8月29日〜31日
生存圏研究所が、インドネシア科学院と第6回国際木質科学シンポジウム等をインドネシア・バリにて開催
◆3日間の動き
1日目
開催初日には、インドネシア科学院(LIPI)Umar Anggara Jenie長官の開会宣言に始まり、Endan Sukara同生命科学部門長(インドネシア側コーディネーター)、松本紘生存圏研究所長、遠藤洋路日本学術振興会地域交流課長、今村祐嗣生存圏教授(日本側コーディネーター)の順に挨拶ならびに10年間に亘る実績についての報告がありました。その後、基調講演の後、各テーマセッションに分かれて活発な議論が展開されました。
2日目
2日目には、生存圏研究所・インドネシア科学院・ムシフタンペルサダ社の3者による研究協定が締結され、スマトラ南部地域をフィールドとするアカシアマンギウム研究プロジェクト計画の実施が合意されました。シンポジウム閉幕にあたり、インドネシア側サブコーディネーターであるインドネシア科学院生物材料研究センター長のBambang Subiyanto教授より今回のシンポジウムの成果達成について、日本学術振興会及び生存圏研究所に対し感謝の弁が述べられました。
3日目
開催場所をインドネシア科学院所有のエカカルヤ植物園会議場に移し、日本と相手国の拠点校及び協力校の関係者による連絡協議会、ならびに大学院生や若手研究者を集めたヤングサイエンティスト会議が開催されました。
最後に熱帯林の保全と利用の共同研究の発展を願って代表者による記念植樹を行い、終始活発な議論の中で3日間に及ぶ全体プログラムが終了しました。